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前橋市議会の議会運営等の改善についての申し入れ
        2009年2月24日 日本共産党前橋市議会議員団

 先に行なわれた前橋市議会議員選挙では、多くの市民から切実な要望が多数寄せられたことはご承知のとおりであります。
 いま急速な景気悪化で雇用不安や中小企業の経営困難などが一気に深まり、市民生活が大変苦しくなっているだけに、「住民の命と暮らしを守ること」を責務とする前橋市政への市民の期待はますます高まっております。それだけに市議会の持つ市政のチェック機能や政策提言機能の充実が重要になっております。
 議会の会派構成では、現在の市政執行部に対する態度はさまざまでありますが、市議会議員選挙で示された住民の意思が適切に議会運営に反映されるよう、今まで以上に公平・公正かつ民主的な議会活動の充実が重要になっていると思います。
 そこで、本議会の運営にあたって、下記7項目の提案を行ないますので、議員のみなさんの検討をお願いするものです。そして、今後の各派代表者会議や議会運営委員会での協議に生かしていただくようよろしくお願いいたします。

1、調査特別委員会の設置について
 高木政夫市長にかかわる一連の疑惑問題については、今なお多くの市民が真相究明を求めている。本議会に「調査特別委員会」を設置して調査を行い、結果を市民に公表する。

2、正副常任委員長の選出について
 公正・公平かつ民主的な議会運営を行うことを前提に、常任委員会の委員長および副委員長は会派所属の議員数の多い会派より順次選出とする。

3、 質問の発言時間などについて

 市民が期待する市政の監視機能や政策提言機能を十分発揮するため、議員の質問時間を十分保障する議会運営に改める。

@代表質問の発言時間は30分以内(質問3回)という申し合わせを改め、2日間に限定せず日数を増やし発言希望者に応ずる。

A総括質問の発言時間については、所属議員数による「会派持ち時間制」をやめて、希望者は誰でも質問できるようにするとともに、「各会派・各議員の対等・平等の持ち時間制」に改める。そのためにも総括質問を2日間に限定せず、質問希望者に応じて日数を増やす。

B常任委員会の委員質問の発言時間は、現在おおむね答弁も含めて1時間となっているが、10時から5時までの審議時間から逆算して制限時間を設けるのでなく、議案審査に必要であれば時間延長をおこなうとともに1日に限定せず質問日数を増やす。

4、 予算・決算審査の常任委員会における討論について
 予算および決算審査をおこなう常任委員会で、採決する前には討論が必要である。「分割付託されているので討論はなじまない」とか、「本会議での討論がある」などの意見は、委員会審査の形骸化であり直ちに復活する。

5、 請願について

@国や県などに意見書の提出を求める請願や国政や県政などにかかわる議会決議を求める請願については受け付けても審査しないという取り扱いは、憲法や地方自治法で保障された基本的人権である請願権の否定につながる誤った議会ルールであり、直ちに改め、提出の要件を具備した請願はすべて審査する。
A請願審査については、請願提出者の説明や紹介議員の趣旨説明さらに関係
当局からの意見聴取などが事実上省略されているが、市民からの請願をていねいに審査する立場から、原則実施するように改める。

6、 議員提出議案(条例案)の提出について
 議員提出の条例案の取り扱いについては、正副議長の判断ではなく、「会議規則」で定められた12分の1以上の賛成という提出要件を尊重し無条件で受理する。

7、 議員報酬について 
 現行議員報酬を、今期は1割削減する。

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