2009年11月臨時議会 「政務調査費返還請求に係る会派の構成議員の辞職を求める決議」に対する、日本共産党の見解について 【2009/11/16】日本共産党前橋市議会議員団 団長 中道浪子この間の政務調査費の一連の問題について、日本共産党市議団はかねてから、その支出内容のすべてについて、それぞれの会派・議員がみずから積極的に議会と市民に明らかにするよう求めてきました。この点で、これまでの清新クラブならびに真澄会とその所属議員の対応は、市民が到底納得できるものではなく、きわめて残念です。 同時に、議員の資格にかかわる議決は慎重におこなうことが求められると考えます。 本来、個々の議員の資格に関しては、基本的に市民・有権者の審判にゆだねるべきであり、この種の問題に関して議会がなすべきは、使途の全体像や個々の議員のかかわりと責任などの全容解明に全力をあげることであり、それによって市民に判断材料を提供することであると考えます。 さらにいえば、一方で裁判に訴えて司法の判断を求めることに賛成しながら、辞職を求めるのも筋の通らない話です。議会として、一日も早く全容究明をめざして、自浄能力を発揮すべきです。 以上の見地から、本決議案について、日本共産党は採決に加わらないこととしたものです。 |