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議会報告

都市計画の土地利用について(10月23日)各派代表者会議で報告
【2013/11/1】

【前橋市の方針案】
 大胡、宮城、粕川地区は、合併10年後の段階では、市街化区域と市街化調整区域の線引きを実施しない。
 ただし、現状の非線引きのまま、大胡、宮城、粕川地区の3地区を1つの都市計画区域に統合する。

【理由】 
 人口減少や少子高齢化が進み、旧合併町村の地区では、新築件数などの開発状況に低下がみられる。そうした状況に対応するため、地域特性や社会情勢などを考慮し、現段階では、線引きを実施しない一方、新な土地利用制度を導入する。

※平成15年10月:新市建設計画(抜粋)
 土地利用の取り扱いについては、土地利用規制の急激な変化を避けるため、10年間は現行の制度のままとします。合併から10年後に市街化区域と市街化調整区域の線引きを大胡町・宮城村・粕川村の地域にも拡大し、市街地空間と田園空間とが調和した潤いのある都市環境の形成に努めます。

【今後の取り組み】
(1)大胡、宮城、粕川地区の新たな土地利用制度の導入
@都市計画区域の拡大
 大胡、宮城、粕川地区の非線引き都市計画区域の統合に併せ、安全・安心な秩序あるまちづくりを推進するため、宮城、粕川地区の都市計画区域の拡大を検討する。(大胡地区は、以前から全域が都市計画区域に指定済み)

A特定用途制限地域の指定
 大規模な工場や風俗関連施設などと住宅が混在することを防ぎ、良好な環境を保つため、大胡、宮城、粕川地区の用途地域が定められていない都市計画区域に、特定用途制限地域の指定を検討する。

(2)富士見地区について
 合併から概ね10年後(平成31年頃)を目途に、大胡、宮城、粕川地区の非線引き都市計画区域に統合し、併せて都市計画区域の拡大や特定用途制限区域の指定を目指す。

(3)都市計画決定について
 「都市計画区域の統合」・「線引き」は、群馬県が定める都市計画であるため、今後、前橋市の方針案を基に、平成27年頃、群馬県が行う第7回定期見直しに合わせて都市計画決定となるよう群馬県と協議を進める。
 なお、住民に方針案を理解してもらうため、平成25年12月から旧合併町村地区で地元説明会を開催予定である。

(4)都市計画決定までの流れ
・前橋市方針(現在)
   ↓
・地区別住民説明会@:方針案の説明(平成25年12月〜平成26年1月頃)
   ↓
    ・大胡、宮城、粕川地区の線引きは実施しない。
    ・大胡、宮城、粕川地区の3地区の非線引きのまま統合する。
・地区別住民説明会A:具体案の説明(平成26年頃)
   ↓
    ・都市計画区域の拡大(案)
    ・特定用途制限地域(案)
・第7回定期見直しの法定手続き開始(平成26年夏頃)
   ↓
    ・最終案の作成
    ・地元説明会
    ・前橋都市計画審議会
    ・群馬県都市計画審議会
・都市計画決定:平成27年夏頃(予定)
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