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活動報告

群馬県保険医協会の有志と懇談(10月10日)【2012/10/24】

 十月十日夜、群馬県保険医協会の役員有志の方たちと、懇談をしました。

 柳川会長は「税と社会保障の一体改革」や「TPP参加」には絶対反対であると、述べました。
 「医療器具や医療用具などの仕入れに消費税がかかっているが、保険の対象とならず、損税となっており、個人医院でも年間約150万円くらいの負担になる。TPP参加は国民皆保険が崩される。政府は原則として守るというが、なし崩しにされることは明らか。高額医療など混合診療も解禁される。株式会社の参入や医者の流入、流出の問題。薬価も高いものになる可能性がある。TPP参加反対を最重要課題として運動している。」と報告がありました。
 
 懇談では「内需を拡大するというが、具体的には」「医療は出来高払い制度、過剰診療が行なわれる問題がある。健康や予防指導などを評価する制度に変える必要がある」「歯医者は患者1人づつゴム手袋を変えて診療するが、すべて損税になる」「歯科の点数は下がり続けている」「医療廃棄物処理は院長が責任を負わされ、不法処理を業者が行なえば、院長の責任になる。業者の許認可権を持つ国が持つべき」などが出されました。
 懇談の場を持っていただき、医療の現場の声をお聞きし、消費税・TPPの問題点がより明らかになりました。
群馬県保険医協会有志のみなさんと懇談する市議団=10月10日
群馬県保険医協会有志のみなさんと懇談する市議団=10月10日

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