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活動報告

ガーデン前橋場外車券売り場開設・地元説明会に4人の市議団が出席【2013/11/13】

11月9日・10日の両日、小屋原町のガーデン前橋に出店予定の競輪場外車券売り場の地元説明会が3個所で開かれ、長谷川、中道、小林、近藤の各市議も出席しました。(山王町2丁目・小屋原町・下大島町の各公民館)

 説明は中林競輪事務所長と出店予定の (株)NFCの藤田氏が行いました。
 藤田氏は営業は通年で午前10時〜午後9時まで。一日のべ600人で600万円の売り上を見込む。すでに2400台の駐車場があり渋滞などはない。過去場外車券場が問題を起こしたことはなく、未成年の入場は警備員が対応するので心配ない。などと話しました。

 会場発言は、山王町2丁目では
●付近の住民への影響が心配、交通量調査の実施を●売り上げが落ちているというが、競輪の収支ははどうなっているのか●なぜ今場外を作るのか、目的を住民にはっきり示して●場外で過去問題はなかったというが、館林で暴力団の事件があった●駐車場は足りているというが、夕方はいっぱいで、共愛の学生などが通るが危ない●街中を活性化するというのなら郊外でなく街中に作ったらどうか

 小屋原町では
●近くに学校があり、すでに下校時、渋滞で危険な状態●商業施設で小さい子も利用するのに、なぜここなのか。設置反対●ガーデン前橋に入っているDステーション(パチンコ店)はパチンコ台が1100台あり、ヤマダ電機と駐車場のことでもめている●20才未満はガードマン配置して入場させないというが、いちいち確認するのか●わずかの出席者の意見を聞いて終わりか。地元の賛否は問わないのか●競輪事業といえ賭博であり、売上が落ちているなら、新たに場外作るのでなく、やめるべき

 下大島町では
●駐車場内や狭い周辺取り付け道路で事故が起きている。対策を●競馬は足利、宇都宮、高崎がなくなるなど、公営ギャンブルの市財政に寄与する機能が低下している●ギャンブルのお金を自治体はあてにすべきでない●ドームの有効活用・イベント利用を図ると競輪売上が減るので場外を求めたというが、場外で市へ入るお金は約4000万円。青少年の健全育成の上からも4000万円の利益より、市財政の節約を図るべき●ギャンブルにのめりこんで身を破滅した人を何人も見てきた。など反対の意見が多く出されました。

ガーデン前橋2階の1500uに220席、一日600人、開催日数360日、am10:00〜pm9:00まで、自動発払機8窓、有人窓口1窓、1日600万円の売り上げを見込み年間21億6000万円の売り上げを試算しているが、市には地元対策費・業務代行協力費として、売上の2%程度約4000万円が入るだけです。

配当や管理経費を除いても株式会社NFC(藤田一郎代表取締役社長)は13%〜15%の利益を得ることになります。一民間企業の利益のためにここまで市が便宜を図るのかと懸念の声も出ています。

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