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活動報告

塩川鉄也衆院議員が参加市国・県への要望懇談会開く 2019.10.3【2019/12/3】

3日(木)塩川鉄也衆院議員と党県議団も県政・国政要望懇談会を開催。
後日、国会と県へのそれぞれ要請行動を実施します。
党前橋市議団は●特養ホーム整備の補助制度をもとに戻す●前橋の行き過ぎた収納行政の改善指導●赤城山鍋割山のメガソーラー設置の中止●豚コレラのワクチン接種を早め、養豚農家への支援強化を●河川の堆積物や草木の除去と、護岸の整備●道路の消えかかっている横断歩道や白線の引直し。危険な個所への信号機の設置などを要望しています。


2020年度国政要望
2019年10月3日
前橋市議団

1、生活保護の運用について
 
?前橋市は、生保利用者の病気通院の際に、主治医の要否意見を確認した上でタクシー運賃を後払いしていますが、バスや電車代はほとんど支給していません。厚労省の改善指導をさせてほしい。

?前橋市は、年金支給額の未確認など担当ケースワーカーのミスによる生活保護費の過払いに対して、全額返還を求めています。結果として、判明後の扶助費の減額によって、最低限の文化的な生活が維持できない事態も生まれています。市当局は、厚労省の指導どおりの対応と説明していますが、裁判では返還義務なしと言う保護利用者の側に立った判決も出ています。厚労省の自治体指導の改善を求めてほしい。

2、特別養護老人ホームの整備助成の改善について

 前橋市の第7期スマイルプラン(2018〜2020年度)の特養ホームの増設計画は151床ですが、特養のショートステイ分の転換10床、地域密着型特養25床分の整備計画しか達成できず、まだ126床も残っています。
 市が公募しても、福祉法人から応募がなく、達成の見込みがないまま、入所待機者は要介護3以上で現在634人も達しています。
 応募がない原因は、市内26カ所の特養で介護人材の不足で90床が空いたままになっているように、整備しても必要な人材確保ができない、あるいは、特養整備の国の補助金がかつてのように整備費の4分の1が国、残りが県と市で各4分の1というようなわかりやすい内容ではなく、市町村が整備方針をもって起債すれば、その元利償還金の大部分を交付税措置すると言うような内容になったために、市が積極的に福祉法人に働きかけられないという状況があります。特養ホーム抑制方針をあらため、元の補助制度に戻すよう働きかけてほしい。

3、会計年度任用職員制度の運用について

 同制度は、非正規職員を固定化する問題をもちながら、自治体の運用によっては非正規職員の処遇改善を進められると言う面ももっています。
 ところが、前橋市は、嘱託職員の全員を会計年度のパート職員に位置付けるとともに、現在の月額給与を引き下げて、期末手当で支給総額の現状を維持すると言う方針を定めています。このような対応は制度の趣旨になじまないので改善するように、総務省として前橋市に指導するように求めていただきたい。

4、税滞納整理の改善について

 前橋市の税滞納者に対する佐所さえ件数は一般税が3288件、国保税が2809件、重複を除いて4671件です。かつて年間1万件の際抑えをしていた時と比べれば半減していますが、県レベルの差押えを前橋だけで実施している状況は変わりません。昨年の1月に前橋地裁で、給与が振り込まれた口座を狙い撃ちにして、残額をゼロにするような差押えは違法との判決が下されてい公、口座に振りこまれた給与や年金の禁止額を無視した差押えはしなくなりましたが、自力執行権を振りかざす、差押えを先行したり、差し押さえた不動産の購買を予告して分納額を釣り上げる滞納整理手法の改善はありません。このような生活や営業に困窮した市民の生活実態に配慮しない前橋市の滞納整理や税収納行政の改善を総務省として指導するよう求めていただきたい。


2020年度県政要望
  
2019年10月3日
前橋市議団

1.(有)山本自動車が群馬県の大規模開発条例に基づく開発許可申請しています。設置するメガソーラーは赤城山の最南端に位置する鍋割山の直下で、すでに林道沿いに3?ものメガソーラーが設置され、これを含めて総面積約19?、6メガワットへ拡大する計画です。
ソーラーパネルによる反射光やはげ山のような景色は、自然景観を壊して いる。また。赤城山の広大な森林を伐採することによって、貴重な動植物への影響も危惧されている。さらに、今年の6月の集中豪雨により土砂災害も誘発されている。赤城山鍋割山のメガソーラー設置は群馬県のあらゆる法令及び行政指導を通じて中止して下さい。

2. 関電工が設置している苗ケ島地区の大規模木質火力発電所は昨年3月から本格稼働しました。しかし、稼働前から懸念したことが現実となっています。放射性物質の拡散の疑念や騒音、振動など静かな山間の住宅団地にそびえたつ発電施設の煙突の煙や燃料にする間伐材など大量に積み上げられ、それを破砕するチッパーの騒音などに住民は不安と批判、怒りを強めています。
群馬県の環境アセスメントは大規模な開発事業を行う前に、その事業の実施が環境にどのような影響を及ぼすかについて、調査、予測及び評価を行い、環境の保全のための措置を検討して、環境と開発の調和を図っていくための制度であるが、そうした観点でアセスを実施していません。
このような、問題を発生している施設については、燃料として使用して いる県内の森林の間伐材の放射性物質の測定や間伐材等のトレイサビリティーの管理監督を減買うに行う指導を強めるよう求めます。

3. 豚コレラが隣県の埼玉県にまで感染が広がり、全国第4位の生産県である群馬県にいつ感染しないとも限らず、養豚農家に不安が高まっています。消毒の徹底や防護柵の支援など実施していますが、ワクチン接種の速度を速め、養豚農家の経営が不安なく継続できるような対策をさらに強化して下さい。

4.宮城地区の荒砥川が豪雨による河川氾濫を防ぐために、浚渫をしてほしい。

5.信号機の設置について?上神梅、四ッ塚線の鼻毛石町坪木商店前および宮城支所前の交差点は交通事故の起きる危険な場所であり、通学路対策としても信号機を設置する。?県道上神梅大胡線と鼻毛石町市道(ふるさと農道)と交差する(旭製作所鼻毛石町1024番地)道路は市道の拡幅によって事故の起きる危険な場所になっているので信号機を設置する。?県道苗ケ島・飯土井線とフラワーパーク北通り市道00−367号線については整備された広い県道と従来通りの狭い市道との接続になり、見通しが悪くカーブミラーを何度も見るさらに左右の確認を繰り返すなどおこなっても、東西から来る車を見逃してしまうほどであるので信号機を設置する。

6. 横断歩道やТ字路・十字路の一時停止ライン、センターラインなどの白線が消えている箇所が市内随所に増えています。交通事故防止のためにも予算を増やし、早急に引き直してください(特に、広瀬町・山王町大通り)。

7. 前橋玉村線、六供町日典ラサ前橋十字路の信号を音声付信号に変えてください(すでに要請済みです)。

8. 6月22日未明、赤城山周辺に短期間に集中豪雨が発生し、付近を流れる河川の決壊や溢水による被害が拡大しました。荒砥川の護岸が2か所で崩れ、土嚢などで緊急対策を行いましたが、生活道路に面していることから、早期の護岸改修工事を実施していただきたい。
また、東金丸町の高田川の決壊した護岸(土嚢で対応した箇所)について も同様に早期工事の実施をお願いします。

9. 荒砥川の護岸は多くが石積みとなっていますが、現在、石積みの裏が空洞化したり、張り付けたモルタルが浮き出すなどが見受けられる箇所があります。今回のように川の水位が上がった時など、護岸の強度が不十分だと心配する声が住民から上がっています。護岸に樹木が生えている箇所もあり、強度を低下させていると思われます。
特に荒砥川周辺に民家が密集している大胡地区では、護岸の総点検を実 施していただき、改修が必要な個所があれば、早期の改修をお願いします。
あわせて、堆積している土砂や繁茂している樹木を取り除くなど河床の 浚渫をお願いします。

10. 上毛電鉄樋越駅の西、能満寺川が線路下を流れており、これまで何度か溢水し、今年も豪雨で溢水しました。土砂が堆積し河床が上がっているのと、線路下で川幅が狭くなっています。川の浚渫と、線路下の川幅を広げる対策をお願いします。
また、上電大胡車両区も水路が車両区下を通り南下していますが、今年の豪雨で北側の水路が溢水し、車両区に雨水が流れ被害を受けました。車両区下の取水管の口径を大きくする等対策をお願いします。

11. 南橘町の現在リフォーム済みの3棟ある県営住宅の西側に、かつての県営住宅を除却した後の空地が未利用のまま数年たっています。前橋市への売却の打診をしたようですが、前橋市は購入の意思は示していません。つきましては、子どもや高齢者が安全に過ごせる公園への整備を具体化して下さい。

12. 市立南橘中学校の西側の桃木川の河川敷に土砂が堆積し、雑草や雑木が繁茂しています。浚渫と雑木などの除却をお願いします。

13. 日輪寺町の大堰川の河川敷の雑草が管理道路のガードレールまで伸びて、通行に支障が出ています。早期の除草をお願いします。

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