前橋工業団地造成組合議会 2011年3月第1回定例会議 【2011/3/29】2011年3月29日(火) 前橋工業団地造成組合議会 中道浪子●朝倉工業団地の関係について伺います。 @以前、前工団議会の場で、朝倉工業団地拡張するためにどのくらいの借入金が必要になるのかお伺いしたところ、31億円ほどの借り入れをすると答弁されたことがありました。今日に及んで、既に土地の買い入れがほぼ行われた現状において、朝倉工業団地拡張による借入金は概ね、どの程度の額になるのかお伺いします。 A説明では、今後、道路整備や公園・緑地などの整備をするとのことですが、それらにかかる費用については、さらに借り入れをおこすのでしょうか。新たな借り入れを起こさなくてもよいのでしょうか。 Bさらに、「新たな借り入れを起こす」ということですが、おおむねどのくらいの借入額になるのでしょうか。お伺いします。 C次に、朝倉工業団地の拡張の総面積は19.6へクと説明を聞いておりますが、覚書を交わしたマニハ食品さんと吉田鉄工さんのそれぞれの希望面積はどれほどなのかお聞かせください。 ・企業用地17.0へク、道路用地2.0へク、公園用地0.6へク、計19.6へク ・マニハ食品4ヘク、吉田鉄工4へク、合計8へク D覚書を交わした企業以外に、引き合いが来ている企業もあると聞いていますが、何社で企業名と希望している面積をそれぞれ、お聞かせください。 ・ヤマト1.6へク、町田製作所0.6へク、利根電気工事1へク、合計3.2へク Eそうなると、拡張する総面積が19.6へクということですから、その内道路や公園などの整備もありますが、覚書を交わしている2社で、8へク、引き合いが来ている企業の合計が3.2へク、あわせても11.2へクで、これではとてもオーダーメイド工業団地とはいえないのではないでしょうか。いかがですか。 Fオーダーメイド工業団地と言うことを売り物にした工業団地の拡張なのですから、どの時点をもってオーダーメイド工業団地とするのか不透明です。今引き合いが来ている企業をもって、オーダーメイド工業団地に見直すべきではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。 Gいったん事業が始まってしまうと、悪魔のサイクルではありませんが後戻りできない仕組みですね。 これではオーダーメイド工業団地ではないですね。30億円に対する元利償還金はどうするのでしょうか。3年連続で市の一般会計から34億1千万円を投入することを決めました。もちろん私ども共産党は市の補正予算に反対しましたが、今後、いつまで市の一般会計からの繰り入れを続けるのでしょうか。いかがですか。 G管理者お伺いします。五代南部工業団地とローズタウンの住宅団地の分譲は、前市長つまり前の管理者の誤りであったことで高木管理者はご苦労してきたと思います。工業団地や住宅団地を行政が分譲して、企業を誘致したり、郊外に行政が大規模な住宅団地を造成することはやめるべきと高木市長も発言してきたのではなかったでしょうか。誤りを教訓にせず、同じ誤りを行って、市の一般会計で赤字分を補填するという状況を招いているわけです。そのことについて管理者は市民にどのように説明するのかお伺いします。 ●管理者は、朝倉工業団地の拡張については、早く事業を終息させて、前工団についてもそういう方向性を述べてこられていたのではなかったでしょうか。このようなやり方では、事業の終息どころか、市の一般会計の投入に頼った事業が続くのではないかと思わざるを得ないのです。 従って、私は、本議会で提案されている議案第1号2011年度予算と、第2号2010年度補正予算には賛成することはできないということを申し述べて質問を終わります。 |