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議員団紹介 中道なみ子 議員

前橋革新懇が総会を開く。記念講演「どうしたら原発はなくせるの?」 −原発利益共同体の実態からー<2012年4月21日>【2012/4/23】

福島第1原発・燃料プールがむき出しの4号炉
 前橋革新懇は21日、県庁・昭和庁舎会議室で第18回定期総会と記念講演を開催しました。一部の定期総会(写真右)では、一年間の活動報告、会計報告、今後の運動方針、予算などを承認・決定しました。  
 続いて、「どうしたら原発はなくせるの?」と題して、日本共産党中央委員会・政策委員会の小松公生さんが講演しました。小松さんの講演は、大変興味深く、原子力村のペンタゴン(五角形)として、「財界・電力会社」、「学会・研究者」、「政界・政治家」、「官界・高級官僚」、「マスメディア」の5者は、電力会社による「原発マネー」が接着剤になって、原発の「安全神話」を振りまき続けてきたと。
 また、スライドに映し出された福島第一原発の爆発で建屋が吹っ飛んだ4号炉(写真下)。鉄骨の隙間から見えるのが燃料棒プールで、その上に人が3人いるのがわかると思うが、完全に被曝していると。
 事故によるすべての保障は東京電力にあるが、ざっと計算しても360兆円。東電だけでは絶対に保障できない。原発共同体や原子力産業にそろって共同責任を取らせる必要がある。その上で東電の国有化が必要。そして国の責任も免れないとの内容でした。
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