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議員団紹介 長谷川薫 議員

新清掃工場建設計画の問題点を追及!(赤城根・2009年9月16日号)【2009/9/16】

国の「大量焼却路線」に迎合する大型施設・溶融炉と財政の浪費の危険性を追及

 前橋市は、下増田町に現在の3箇所(六供・亀泉・大胡)の清掃工場を統合して、日量約450トンの焼却能力のある大型焼却炉を平成26年度末までに建設しようとしています。高温でごみや灰を溶かす溶融炉の建設も視野に入れています。長谷川議員は「大量焼却による効率化を求める国の誘導策に乗るべきではない。全国で多発している溶融炉の事故をしっかり調査するとともに、200億円以上の建設費用とともに維持管理にも相当の経費がかかり、統合による効率化の目的が果たせず浪費型施設になる恐れがある。環境影響評価だけ先行するのではなく、いまこそ市民参加で新統合の是費や清掃工場の焼却炉の安全性
や採算性の議論を深めるべき」と指摘しました。

事業系ごみの減量の指導強めよ!
 

 前橋市は、ごみ減量平成12年から27年度までに20%のごみ減量をめざしています。昨年度は前年比で家庭ごみは2%減っていますが、事業系ごみは逆に1%増えています。長谷川議員は、「20%削減を実現すれば清掃工場の規模が小さく出来る。数十億円の節約にもなる」と指摘し、事業系ごみの減量推進を求めました。当局は努力を表明しました。

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