前橋市議会の民主的な改革を!(赤城根・2009年10月20日号)【2009/10/26】議員の質問時間の保障は議会民主化の大前提!長谷川薫議員は、市議会の議会運営委員会の一員として10月15〜16日、岐阜市議会(定数44人)と三重県の四日市市議会(定数36人)の議会運営や議員の議会質問のテレビやインターネットによる放映状況を調査してきました。 あまりにも少なすぎる前橋市議会の質問時間 岐阜市議会は人数制限せず、一人40分の質問時間を保障 共産党前橋市議団は5人ですが、本会議質問は5人で合わせて54分しか持ち時間がありません。先の9月議会では党市議団は質問を3人で分担したために長谷川議員は18分の持ち時間でした。四日市議会では1人30分保障されているので、3人で合計90分の質問をしています。しかも前橋市議会のように一括質問一活答弁だけでなく、一問一答方式を採用しています。岐阜市議会も1人40分の質問を希望者全員に保障しているのです。議員の最大の責務は市政のチェックと政策提言です。議会質問をできる限り保障する議会の改革は、前橋市にとっては待ったなしの課題です。 テレビやインターネット中継や録画中継で市民に開かれた議会に 岐阜や四日市議会はともにテレビで本会議質問を中継放送し、インターネットでも録画放送して、いつでもつぶさに市民が臨場感のある議会質問を見られるようにしています。「議員が議場で居眠りがなくなり、質問や答弁に緊張感が生まれて、議会が活性化した」と市民から好評だそうです。前橋市議会でも議事録はインターネット検索できますが、映像による実況中継を直ちに開始すべきです。 それ以外にも、岐阜市議会では市民の請願を丁寧に審査し、議会に提出された議案はすべて委員会付託するなど前橋市議会にくらべても、民主的で慎重な議会運営がされていました。 |