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議員団紹介 長谷川薫 議員

誰もが人間らしく生きていける社会を作るために全力!長谷川薫議員(赤城根・2010年1月10日号)【2010/1/5】

さあ参議院選挙 歴史開く年に!

 国政でも地方政治でも日本共産党の前進と国民の運動がいよいよ大事な時代に

  長谷川薫市議会議員と酒井宏明県議選予定候補は2日、市内各所で新年の街頭宣伝をしました(写真)。
長谷川議員は「『国民が声を上げれば政治は変えられる』。多くの国民の確信です。昨年の総選挙で国民は新しい政治の一ページを切り開きました。今年は参議院選挙の年です。財界・大企業言いなりの政治やアメリカとの軍事同盟最優先の政治をやめさせ『国民が主人公の政治』をめざす日本共産党の躍進こそ、暮らしや雇用を守り、日本の平和を守る最も確かな力です。私も みなさんの暮らしの守り手として、身近な相談相手として今年も全力を尽くします。」と訴えました。
酒井宏明県議選予定候補は、「日本共産党は、民主党政権のよいところは応援するとともに、国民のみなさんの不安や疑問を代弁し、間違った政策をただすために力をつくします。労働者派遣法の抜本改正や後期高齢者医療制度の撤廃、沖縄の米海兵隊普天間基地の無条件撤去などの国民の願いに、民主党政権は後ろ向きです。
さらに、年金や障害者福祉などの社会保障充実を求める国民の願いを前にしても、軍事費と大企業・大資産家優遇という『聖域』に切り込めない限界が現れています。『構造改革路線』の根を断てない弱点もあります。
 いまこそ大企業にもアメリカにもはっきりものが言える日本共産党を大きくして、人間らしく生きていける社会に変えていきましょう。7月の参議院選挙では、比例は日本共産党、選挙区は店橋せつこ予定候補へのご支援を」と訴えました。
高花台町では70代の男性が「日本共産党にがんばって欲しい。誰もが安心して暮らせる政治に変えよう」と日本共産党に熱い期待を寄せてくれました。


乱暴な税金徴収をやめよ!

 80名が参加して「市税を考える市民の会」結成

 前橋市の乱暴な税金徴収の改善を求める「市税を考える市民の会」が、12月23日に総合福祉会館で結成総会とシンポジウムを開きました(写真)。
総会では、生活実態を無視した乱暴な徴税行政を改めさせ、市税の引き下げや減免運動、市への請願署名運動などに取り組むことを確認しました。
シンポジウムでは店橋厚前橋民商事務局長や司法書士の仲道宗弘氏が、不況のなか振り込まれた売掛金を差し押さえられて廃業に追い込まれた業者や、本税の分納が終わり延滞金のみ残す状態で分納していたにもかかわらず銀行口座を差し押さえられた市民の例をあげ、「暮らしや営業を無視したやり方がまかり通っている」と告発。税理士の中川正彦氏は「前橋市は納税の義務しか考えず、生活のことは全く考えていない」と問題点を強調しました。吉野晶弁護士は市に納税者保護や第三者との権利調整の観点が乏しいと指摘。中道浪子市議団長が議会での市の答弁や窓口の職員の対応について報告しました。

 障害者自立支援法の廃止を!


 障害者自立支援法の応益負担は、障害者が福祉・医療サービスを利用する場合、原則1割の利用料を負担する仕組みです。日本共産党は、憲法にうたわれた生存権を侵害するものとして一貫して撤廃を要求し、障害者自立支援法そのものの一刻も早い廃止を強く求めています。
 憲法第25条1項は、「国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とうたい、2項で国の権利保障義務を明記しています。ところが障害者自立支援法の応益負担制度は、障害者が生きていくために必要な食事、移動、排泄(はいせつ)、コミュニケーションなどのための支援を「益」とみなして利用料を課すというものです。憲法第25条の生存権理念に真っ向から反します。
 定率1割の応益負担は、多くが年金収入だけで所得の低い障害者にとって過酷です。しかも障害が重い人ほど、必要なサービス量は多くなるので負担が大きくなります。法施行後四年、重い負担を理由に、施設からの退所やサービスの利用抑制を余儀なくされた障害者が全国で相次いでいます。応益負担は「自立支援」どころか「自立破壊」であり、憲法の生存権保障の侵害にあたることは明瞭(めいりょう)です。



さらに応益負担は、個人の尊厳と幸福追求権を保障した憲法第13条に違反します。また「同年齢の市民と同等の基本的権利」を保障するために支援が必要な障害者を、不当に差別するという意味で、憲法第14条の「法の下の平等」原則に反するといえます。
 自立支援法を制定した自公政権が退場し、新政権が誕生しました。「3党連立政権合意」に、「『障害者自立支援法』は廃止」、利用料は「応能負担を基本とする」ことが明記されました。自立支援法訴訟をはじめとする障害者と家族の運動は、応益負担撤廃、障害者自立支援法の廃止を実現する展望を切り開いています。

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