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議員団紹介 長谷川薫 議員

前橋市は乱暴な税金徴収をやめよ!」市税を考える会とともに市役所前で長谷川薫市議が訴え(赤城根・2010年2月17日号)
【2010/2/16】

生活や営業が苦しくて税金を滞納している市民を悪質と一方的に決め付け
 
 景気悪化で市民のくらしがかってなく深刻さを増しています。税金を払いたくても払えない市民が急増しています。生活に困ってサラ金などの高利の借金をして毎月の返済に追われている方も少なくありません。また、家族の病気や介護施設への入所で予想以上の費用の負担を強いられて生活に困窮している世帯も増えています。また、仕事が激減して資金ぐりに苦しんでいる零細業者も増えています。
固定資産税や県・市民税、国保税が納期に納められなくなる世帯は決して特別な世帯だけではなく、誰でも起こりうることなのです。
だからこそ税金を徴収する前橋市は、納税義務だけを強調するのではなく市民のくらしの実態をていねいに聞き取って、分割納入や徴収の猶予などのあたたかい対応が求められることは当然です。
ところが、前橋市は「呼び出しても連絡がない」「分割納入日に入金されなかった」などの事実だけで一方的に「悪質滞納者」と決め付けて突然、滞納世帯の預金通帳の残額を全額差し押さえたり、自営業者の取引先業者の売掛金債権を差し押さえて収納するなど、生活実態を無視した差し押え・滞納処分をしばしば行なっています。

改善を求めて市長への請願署名運動を開始

 昨年の十二月に結成された「市税を考える市民の会」は今、このような乱暴な前橋市の税金徴収の現状を改善させるために、署名運動を開始しています。さる十五日には、市役所の前で日本共産党市議団五名も参加し市民の会の会員約十名が宣伝署名活動を行ないました。(左の写真・署名する市民)
「前橋市は命やくらしを脅かす乱暴な税金徴収・滞納整理をやめよ!」と訴える長谷川市議
「前橋市は命やくらしを脅かす乱暴な税金徴収・滞納整理をやめよ!」と訴える長谷川市議
長谷川議員も、「@収納課窓口の対応は、市民への強圧的な態度を改め、生活や営業の実情を十分配慮し、一方的な納付学の押し付けをやめること。Aくらしと営業を脅かす給与や年金・事業資金の一方的な差し押さえはやめること。B納税が困難な場合は、納税や公売の延期などの猶予措置で救済すること。
C担税力(税金を払う資金力)がない場合は、滞納処分の執行停止をして納税を免除すること。また、ペナルティーの延滞金(年率14・6%)を減額免除すること。D市税そのものの引き下げや減免制度を拡充することが必要です」と強く訴えました。
 一時間あまりの宣伝でしたが、市役所を訪れた方から「いま年金を差し押さえられた」「窓口の対応がひどすぎる」「もっと市民にあたたかい市政に」などの声があり、署名も一〇〇筆をこえる共感が寄せられました。

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