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議員団紹介 長谷川薫 議員

市民の切実な要求実現目指して全力!(赤城根・2010年6月9日号)【2010/6/9】

米軍ジェット機の低空飛行訓練の中止を!
 井上哲士参議院議員を迎えて集い

 日本共産党群県委員会と前橋地区委員会は5日、「米軍ジェット機の爆音問題を考える集い」を荒牧町の県青少年会館で開きました。(左の写真)
前橋市街地上空での米軍機の飛行訓練問題を国会で取り上げた井上哲士参院議員が報告に立ち、県内各地から130人が参加しました。井上議員は「参院外交防衛委員会での2回の質問で、航空法の最低高度基準(市街地300b)が取材や遊覧用のヘリコプターなどを想定したものであることや、群馬上空にある自衛隊の訓練空域とされているものが実際はアメリカ軍の専用訓練空域になっていることが明らかになった。暮らしと安全を脅かす無法な飛行訓練を中止させる取り組みと同時に、訓練空域そのものをなくせと求めていく運動が大切」と述べました。
長谷川薫議員は「三月議会で市長に質問したら『米軍からも日本政府からも低空飛行訓練の事前通告も爆音被害についての謝罪もなく大変遺憾に思う』と答弁があった。しかし、市長は直接米軍に抗議をしていない。被害を受けている周辺自治体の首長と共に上京して直接中止を申し入れるべきと求めた。また市議会では訓練の中止を求める意見書を党市議団だけが提案し、全会一致で採択された」と報告しました。
たなはしせつ子参院選挙区候補は「アメリカに対し国民の立場でしっかりものが言える政治を実現するために全力で頑張ります」と決意を表明しました。小田暁夫県平和委員会事務局長は「飛んできているのは原子力空母ジョージワシントンの艦載機。長期間、長時間にわたる旋回訓練は他では例のない異常事態」と指摘しました。

保育水準を引き下げないで!
 市立富士見保育所・保護者会が市に申し入れ 

 長谷川議員に市立富士見保育所の保護者会(城田会長)のお母さんから「昨年五月に富士見村が前橋市と合併しましたが、突然これまでの年長児のキャンプ・お泊り保育・お別れ遠足・親子クッキングの中止が伝えられた。納得できないので市との懇談の機会を設定してほしい」という連絡を受けました。同議員が緊急に設定した懇談会が六月一日の午後、朝日町の保健センターで行なわれました。保護者会からは五人のお母さんが参加し、市からは山口福祉部長・牛込保育課長・小野富士見保育所長など七名が参加しました。
 保護者会長からは「富士見村立の保育所当時の優れた保育内容を今後も維持してもらいたい。子どもたちは年長になったら保育所に保育士さんと泊まったり、キャンプしたり、自分たちで作った農産物でカレーを料理して保護者と共に食べることを楽しみにしている。中止方針は納得できない」と訴えました。
 山口部長は「合併したので市立保育所に格差は認められない。公務員である保育士の時間外の万が一の事故には一切の保証もなく自己責任になる…。しかし去年の合併時に在所していた子どもたちが卒業するまでは特別の体制をとってこれまでの行事は認める。しかしそれ以後は認めない」という官僚的な答弁でした。
同議員は「お母さん方は子どものためにと約三時間しっかり意見を述べておられました。市の回答は、保護者のこれまでの村時代の素晴らしい保育の水準を引き下げず、市立保育所全体に良いものは広げて欲しいという願いには背を向けたものでした。今後も保護者会の要望を市に代弁します」と感想を述べています。

 川端町の通学路の舗装工事が完了

六月二日、川端町の通学路の緊急舗装工事が行われました。この場所は、昨年開院した加藤クリニックに接する市道の路肩部分が未舗装のまま砂利がむき出しになっていたため、通過する車が砂利をはねると大変危険な状態になっていたため、近隣のみなさんも早期の舗装を市に要望していました。
長谷川薫議員は「この間繰り返し早期舗装を要請してきましたが、5月の連休明けに藤沢道路管理課長に『子どもたちの通学路にもなっており、高齢者の散歩コースにもなっている。調剤薬局もあるので一日も早く舗装をしてほしい』と再度強く要望していました。市道の舗装は個人ではできません。市道の管理責任を市は迅速に果たすべきなのです。時間を要しましたが、舗装できてよかったです」と話しています。



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