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議員団紹介 長谷川薫 議員

生活道路の舗装を優先に!(赤城根2010年6月15日号)【2010/7/18】

ほこりで洗濯物が干せない、高齢者が転んで負傷!
 
 さる六月七日、旧富士見村と前橋市との境界に位置している未舗装の市道(時沢354番地付近)の整備を求める高木市長への陳情が行なわれました。
陳情には、隣接するほぼ全ての地権者34名の署名を添えて代表の中川和子氏(時沢)と日本共産党富士見支部の岩崎始氏が市長宛の「市道舗装の促進を求める陳情書」を提出しました。 
 この要請行動には、長谷川薫市議会議員も参加し、市当局は藤沢充道路管理課長・前橋敏雅道路建設課長が対応しました。
 陳情では、「これまでにも旧富士見村から砂利を年に1〜2回敷いてもらってきたが、すぐにでこぼこ状態になっている。最近はこの道路沿いに清掃会社の施設ができたために廃棄物回収車が頻繁に通行するようになり、道路の痛みがいっそうひどくなっている。乗用車が用水路に脱輪したり、歩行者や自転車通行者が転倒してけがをする事故が多発している。近隣住民は、毎日のようにほこりや騒音や振動に悩まされ、洗濯物が外に干せず、ゆっくり眠ることもできない。近所に高齢者のディサービス施設もあるので、高齢者の安全のためにも、一日も早く道路拡幅と舗装などの整備をしてほしい」と述べ、長年の住民の要望を詳しく伝えました。
 これに対して市当局は「前橋市と富士見村が昨年5月に合併した際に策定した新市建設計画(10年の計画)の後期計画にこの箇所の道路整備計画を位置づけており、平成28年に整備することになっている。他の箇所の整備もあるのでしばらく待ってほしい」との回答でした。
 
 当面は簡易舗装などの整備で対応を

 住民からは、「あと6年も先ということでは困る。関係地権者のほぼ全員が整備に協力すると表明している。もう少し早く整備できるよう計画を再検討してほしい。整備が先になるようであれば現況のまま簡易なアスファルト舗装をしてほしい」と強く要望しました。当局は、「現地調査を行ない、富士見支所の道路管理課第三係とも連携して検討したい」と回答しました。
 長谷川議員は「市は下増田町の清掃工場整備計画地の隣接地に約30億円もかけて運動広場を整備しています。県庁群大線などの都市計画道路にも多額の予算を注ぎ込んでいます。その一方で、住民の切実な環境整備の要望が進んでいません。生活道路整備にもっと力を入れるべきです」と述べています。

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