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議員団紹介 長谷川薫 議員

南部拠点地区に「パワーモール前橋みなみ」が12月に開店・イトーヨーカドー・サティの後継店の出店ますます困難に!(赤城根・2010年11月10日号)【2010/11/18】

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郊外型の大型商業施設の出店規制を!

 前橋駅前のイトーヨーカドーや国領町のサティが相次いで閉店しました。「シャッター通り」と呼ばれるほどさびれた中心商店街の活性化も遅々として進んでいません。このような中、北関東自動車道の前橋南インタ周辺の南部拠点地区に出店計画されてきた大型商業施設の第一期分が来月オープンします。上の地図どおりベイシア・カインズ・ベイシア電器・オートアールズのベイシアグループの店舗です。来年の夏にはアメリカに本社を置くコストコ、来年の冬には衣料品の専門店などの出店が予定されています。
日本共産党市議団の長谷川薫議員は議会質問や都市計画審議会で、「南部拠点地区の開発を否定するものではないが、ベイシアを中心とする大型商業施設(パワーモール前橋みなみ)は売り場面積が7万uで文京町のけやきウォーク(3万5千u)の2倍。駐車場面積は4倍で北関東で最大規模の大型商業施設。高齢化が進行する中で郊外にこのような大規模な商業施設を作れば、旧市街地の大型店のみならず小売店の多くは閉店に追い込まれることは必至。高齢者など交通弱者は近所で買い物もできなくなり、暮らしにくい町になってしまう。市長は開発時期の先送りや売り場面積の縮小などをベイシアに求めるべき」と主張してきました。

人口減少・高齢化が進む前橋市 これ以上の大型店出店は抑制すべき 

 同議員は「前橋市の人口は合併で34万人となりましたが、今後は少子化のなかで人口も世帯も減り続けます。65歳以上の高齢者はすでに約8万人・23%を越え、高齢者だけの世帯人口も4万人もいます。車を運転できない高齢者は、自転車や歩いて買い物ができる店が近所に必要です。郊外の優良農地をつぶして大型店を誘致するこれまでの開発優先の都市計画を見直さなければ、安心して暮らせる街づくりはできません。ヨーカドーやサティの後継店の出店も難しいのではないでしょうか。今後も大型店の出店規制を市長に求めます」と述べています。

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