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議員団紹介 長谷川薫 議員

だれもが希望する保育所に入れるように公立保育所の充実を(赤城根・2011年4月27日)号)【2011/5/1】

入所待機者は現在147人

 4月19日に開かれた教育福祉常任委員会で、4月1日現在の保育所の入所状況が公表されました。公立保育所18箇所の入所者は1881名で去年より40名増えました。定員に対する入所率は90%です。私立保育園42箇所には4325人が入所で去年より100名増えました。入所率は109・8%です。希望する保育所に入れず待機状況になっている子どもが147人に上っています。
 
 長谷川薫市議は「厚生労働省は子どもに対する保育士の人数という保育の最低基準を維持できれば、定員を超えて受け入れても良いという立場。しかし、私立保育所の多くがこれ以上の子どもを受け入れると安全な保育が保障できないと判断している。公立保育所は産休明け保育をせず、低年齢児の受け入れをしていない保育所もある。勤務地の都合や車の送迎ができないなどの理由から預けられる保育所が限定されて、147人の子どもが入所できず待機している。所得の減少などで共働きをしなければ暮らせない若年世帯が増えているので、待機者の現状をよく分析し、公立の全保育所で未実施の産休明け保育や公立3保育所で未実施の低年齢児保育の実施などを検討すべき。だれもが安心して働きながら子育てができるように市が支援すべき」と牛込市保育課長に提言しました。

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