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議員団紹介 長谷川薫 議員

新清掃工場の予定地・バスなどの値上げ方針・保育の新システムなどを本会議で質問(赤城根・2011年9月11日号)【2011/9/22】

学校給食の無料化も要求!

 9月7日から、第3回定例前橋市議会が開催されています。
長谷川薫市議会議員が15日(木)の午後、持ち時間30分で本会議場で総括質問を行ないます。市民の願いの実現をめざして全力を上げます。議会傍聴はだれでも自由です。ぜひ議場にお出かけ下さい。質問テーマの要旨は以下の通りです。

新清掃工場(下増田町)の建設予定地の見直しを!

 8月20日に開かれた新清掃工場の予定地の是非を問う市主催の公聴会では、公述人16人全員が反対を表明しました。「新清掃工場の2・5キロ圏内には、伊勢崎市立三郷小学校・宮郷小学校・宮郷第2小学校・第3中学校・宮郷中学校・伊勢崎商業高校・市民病院・美原病院・大島病院・特別養護老人ホームや保育園などがあり、住宅団地も多数ある市街地であり、清掃工場の立地としてはふさわしくない。昨年の夏に、計画の見直しを求める13,749人の陳情署名を伊勢崎市民が高木市長に提出したのに、全く無視している。さらに予定地は広瀬川と荒砥川に挟まれた軟弱地盤で市の洪水ハザードマップでは5bの浸水危険地区。地震や洪水の被害想定を過小想定せず、最大限の安全対策を講ずることが求められ、造成費用も建設費もかさむ。ごみ回収車の収集コストが年間2億3千万円・28%も増える。清掃工場の稼働を35年と想定すると、80億円以上もの経費がかかり、低炭素社会にむけてのこれまでの市の努力にも矛盾する」と反対。
市長は、このような市民の強い反対の声にていねいに耳を傾けて、新清掃工場の予定地を改めて見直すべき。
 
 公共交通マスタープランの見直しを 
 
 市はバスなどの公共交通の施策充実をめざしてマスタープランを作ったが、受益者負担という発想での運賃の適正化(値上げ)方針については見直しが必要。マイバスやデマンドバスに段階制運賃の導入の必要を強調しているが、そもそもこれらの運行は高齢者や障害者などの交通弱者の生活の足として、路線バスが運行していない道路にも走らせる大切な福祉対策の側面もある。運賃値上げではなく、高齢者・障害者対象の新たな無料や割引制度を提案すべき。
 富士見町を巡回する現行の「るんるんバス」は財政効率から見ても呼び出し方式のデマンド型への移行を急ぐべき。高齢化社会では公共交通は地域の重要な装置、社会資本、ライフラインとして位置づけるべき。

 
現行保育制度を解体する新システムに反対を


 国が進める新システムは、国の保育支出を減らすため保育への企業参入を進めることが目的。市町村の保育実施義務がなくなり、保護者の就労時間を基本に要保育度が認定され、利用できる保育時間が制限され、保育料も利用した時間で負担が増える応益負担に変えるもの。市として反対を。安心して子どもを産み育てられる市政の実現に向けて、学校給食の無料化も求めます。

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