TPP反対の県民集会が開催される(赤城根・2011年11月6日号)【2011/12/19】アメリカに屈服し財界言いなりのTPP参加やめよ!
TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加に反対し日本の農業・くらしを守る群馬県民集会が31日、群馬県民会館で開かれ、2200人が参加しました。 県内の農業団体や県医師会などの医療関係団体、消費者団体など74団体でつくる「TPP交渉への参加に反対し食と地域・生活を守る群馬県ネットワーク」と、JA群馬中央会、県農協農政対策本部が主催しました。JA群馬中央会の長岡武会長は、「アメリカと財界の圧力に負けて野田首相はTPP交渉に参加しようとしている。多くの県民とともに断固阻止したい。各界と連携し運動を強める」とあいさつしました。 ネットワークに加入する4団体の代表があいさつ。県消費者団体連絡会の中島源治会長は「職の安全を守るためにも生産者とともにたたかう」と表明しました。県医師会の須田啓美事務局長は、「県民の命と健康を預かる医療にたずさわる者としてTPP交渉参加への断固反対を表明する」との、鶴谷嘉武会長のメッセージを代読。大沢正明知事のメッセージが紹介されました。 日本共産党の伊藤祐司、酒井宏明両県議・県農民運動連合会の下田義丈氏会長代理が来賓として参加し、長谷川薫市議も参加者を会場入り口で激励し日本共産党のTPP反対の声明を配布しました。集会に先立ち、JAや農民連などが、トラクターや軽トラック70台を連ねて市内をデモ行進しました。 長谷川議員は「TPP・消費税増税などの野田内閣の暴走を食い止めるために力を合わせましょう」と呼びかけています。 |