市が赤城山の放射能の除染を開始！(赤城根・2011年12月4日号）【2011/12/22】
赤城山第2南面以北は国基準以上の汚染箇所が多数
前橋市は「国が前橋市内を航空機で放射線測定調査をしたところ、赤城山の第２南面道路以北は毎時０・２マイクロシーベルト以上の線量が測定されている。これを受けて市が同地域８０か所を測定(地上１㍍)をしたところ９か所で０・２３マイクロシーベルト以上が測定された。特別措置法に基づく除染実施区域指定の申請をして国から除染費用の助成を受けることもできるが、一方で風評被害が広がり赤城山への観光客の激減が心配されるので、当面は線量の高い箇所の除染を県立公園内でもあるので、県と連携して実施したい。さらに、ワカサギの汚染も続いているので、大沼の水と底の汚泥の詳細な測定と分析をして、その結果を見て大規模な除染が必要と判断されれば指定区域への申請を検討したい」と説明しています。
長谷川議員は「赤城山は市民の憩いの場であり、貴重な観光資源。ワカサギの放射能汚染などで大洞地区の旅館や食堂などは大打撃を受けています。しかし、放射性物質が赤城山には広範囲に降り積もっていると予想されるため、本格的な除染をしなければワカサギ釣りが長期にできなくなる恐れもある。風評被害をなくすためにも国の財政支援や技術支援を受けて除染をする判断も必要。的確な判断を今後も市や県当局に求めて行きたいと思います」と述べています。
|
| ワカサギ釣りができなくなっている赤城山の大沼 |
|
| 赤城山頂の覚淵満で放射能測定を行なう日本共産党富士見後援会 |
|
