行政サービス全国でトップレベルと自画自賛していますが・・・・前橋市政の実態は(赤城根・2012年1月15日号)【2012/1/23】生活を脅かす滞納整理を強め、開発優先で福祉や暮らしを後回し〜前橋市政の実態「元気な前橋をつくる会」が最近発行した高木市長の実績・政策宣伝ビラに、「行政サービス全国806市区中で第14位、県庁所在都市第1位」と自画自賛した記事が載っています。本当に前橋市政が全国に誇れるような市政運営をしているでしょうか。長谷川薫議員に聞きました。 社会的弱者にはあまりにも冷たい前橋市政 いま低所得者や中小零細業者は家族の病気や失業、売り上げの減少などで市民税や国保税を納期までに納められなくなる世帯が増えています。 市収納課は、督促状を送付したり戸別訪問をして自主納税を促していますが、滞納がやや長期化すると納税相談のために市役所に呼びつけます。その際に市が示す分割納入金額があまりにも高すぎるために、誓約どおりに納められなくなる方が大勢います。 これらの方々に対して収納課は誓約を守らない悪質滞納者と位置づけて「延滞金年利14・6%をつけて一括納付を求めたり、分納金額をいっそう引き上げるなどの納税指導を行ないます。滞納している市民が市のあまりにもひどい対応に驚いて市収納課との接触を避けると、売掛金や年金や給与などが振りこまれた預金を突然差押えて問答無用で強制的に収納します。 私たち市議団が受けた相談の事例では『群馬大学病院でガンの手術を受けて退院したばかりの方の年金差押えられて、抗がん剤の服用ができなくなり、生活保護の申請でがん治療を継続された高齢者』もいます。 党市議団が、「年間1万件を超える差し押さえは、全国的にも異常。生活難や営業不振による滞納については、減額や執行停止(納税免除)などで救済すべきで、生存権を脅かす行過ぎた滞納整理をやめるべき」と繰り返し求めていますが、「法にもとづく適正な執行」と述べて改善の姿勢は示しません。 高齢者「介護難民」への救済は民間事業者任せ 特別養護老人ホームに入所を申し込んでも空きベッドがなく待機されている高齢者が市内に1500人もいます。わずかな国民年金では月に10数万円の高い有料老人ホームなどには入所できません。在宅で訪問介護やデイサービスなどを利用しながら高齢の妻が夫を介護するなど本当に気の毒な世帯が増えています。本来なら前橋市が特養老人ホームの増設にもっと力を入れるべきですが、道路や工業団地などの開発ばかりに税金をつぎ込んでいるために、待機者は毎年増え続けています。 また、特養に入所できるまで老人保健施設などに入所している高齢者も3ヶ月程度で他施設にたらい回しにされている方も少なくありません。その施設探しも民間事業者のケアマネに頼らざるを得ません。本当に行政サービス上位自治体なら、市介護高齢課が家族を支えて施設探しを行なうべきです。「開発優先で福祉に冷たい前橋市政」を変えなければなりません。 |