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議員団紹介 長谷川薫 議員

県内の特養・今後3年間でわずか1235床だけ(赤城根・2012年4月15日号)【2012/4/12】

全県で8,965人の入所待機者解消にほど遠い増設計画

前橋は230床の増床計画

 「まじめに介護保険料を納め続けてきたのに、体が不自由になって特別養護老人ホームへの入所を申し込んでも、ベッドが空かなくて入れない」「やむを得ず老人保健施設に入所したら、3ヵ月たったら退所を求められた。いったいどうすればよいのか」・・・・など文字通り『保険あって介護なし』という状況です。
群馬県全体では特養待機者が昨年の5月現在で8965人、前橋市は1511人に及んでいます。約半数が介護度4・5の重度高齢者です。これに対して特養の県内定員は8062人で、今後3年間で全県下1235床の増設計画では待機者解消には程遠い状況です。
 前橋市は3ヵ年で230床の増設計画ですが、これでは増えつづける特養待機者には対応できません。
 待機している家庭では、いつ共倒れするか分からない老老介護や親の介護のために子どもや嫁が失業し家計が立ち行かないなどの深刻な状況が広がっています。

国の介護保険改悪が背景に

 この背景には、社会保障費の削減に伴う国の特養増設の抑制方針が根本にあります。しかも現在の介護保険制度では利用料が高すぎて、住み慣れた自宅で十分な介護サービスを受けながら暮らせる状況ではありません。当面は、不足する特養を増設して、介護難民と呼ばれる高齢者を減らしていかなければなりません。
特養を増設して、安心して介護が受けられる前橋市に

 市内では、企業による有料老人ホームや高齢者専用住宅などが相次いで開所しています。しかし、特養と比べても入所費用が高く、わずかな年金で暮らす低所得の高齢者は利用できません。
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 いま「高齢で体が不自由になっても安心して住み続けられる前橋市にしてほしい」という声が高まっています。
 長谷川市議は、「繰り返し特養の増設を求めています。しかし、市は国の抑制策に追随し、『特養を増設すると介護保険料の値上げにつながる』と説明し消極的です。しかしその一方では、工業団地などの大規模開発を進め、今年までの4年間で40億円以上もの税金を投入しているのです。市民には『財政運営が厳しい』と福祉を後回しにしながら、大企業には『税金も軽減し工業団地をどうぞ』と提供するのが自治体の仕事でしょうか!」と話しています。

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