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議員団紹介 長谷川薫 議員

だれもが利用しやすいデマンドバスの運行実現を!(赤城根・2012年5月13日号)【2012/5/23】

「富士見の循環バスの運行改善を求める会」が614名の署名を提出して市長に申し入れ

 長谷川薫議員は4月27日、「富士見地区の循環バスの運行改善を求める会」(代表は下田嘉丈氏)のみなさんとともに前橋市長に電話呼び出し方式のデマンドバスの早期運行と住民要望に沿った運行を求める申し入れを行ないました。
 下田代表ら7人が参加し、市長に代わって出席した細野初男副市長に614人分の署名を提出し約1時間懇談しました。
 前橋市は現在、大胡・宮城・粕川の3地区で、住民の電話予約に応じて運行するデマンドバス方式の「ふるさとバス」(1回おとな200円)が運行されています。富士見地区では利用しにくい循環バス・るんるんバスをデマンドバス方式に変更してほしいという要望が多く、同会は住民とともにその実現をめざして運動を取り組んできました。同会と連携して長谷川議員も繰り返し市議会で質問し、市長に早期実現を求めてきました。

市は200円で富士見地域外の病院や公共施設や商業施設までの運行を表明 

署名を提出して懇談する同会のみなさん
署名を提出して懇談する同会のみなさん
 市は6日に発表した2016年度一般会計当初予算に「市内全域デマンド化推進検討事業」を盛り込み、富士見地区内はもとより、旧市内の病院や公共施設などを結ぶことのできるデマンドバスの社会実験の年内開始を明らかにしました。
 懇談では、岩崎始同会事務局長が「とくに高齢者は、買物や通院などで市街地に容易には出られない状況が続いている」と述べ、▲運行時間バスの台数など住民要望を尊重した運行計画の策定、▲主な病院や商業施設や駅などへの富士見地区以外の運行区域の拡大、▲住民要望に沿った停留所の選定と十分な数の確保などを要望しました。
 参加者は「合併した以上、病院や市役所本庁舎などを、同じ市民として平等に利用できる機会を交通面でも作ってほしい」「富士見は坂の多い中山間地域。高齢者はもちろん高校生なども含めだれもが安心して利用できる運行計画を」「足の弱くなった高齢者が多いので、停留所はとくに細かく」決めてほしいなどを訴えました。
 細野副市長は「デマンドバスは生活を良くする、暮らしを便利にする仕組みづくりとして位置づけて、みなさんの期待に応えたい」と話しました。

社会実験運行を急ぎ、早期本格運行を!
 
 長谷川議員は市当局に、「住民は一日も早いデマンドバスの運行を求めている。町内の停留所は直ちに自治会や老人会に選定を要請してほしい。社会実験を急ぐとともに、本格運行にむけて陸運局はもちろん、タクシー業界や路線バスの運行事業者との協議を急いでほしい」と強く要望しました。

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