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議員団紹介 長谷川薫 議員

市民の期待にこたえた市立美術館の早期開館を!(赤城根・6月24日号)【2012/8/2】

力量のある学芸員の早期採用を!

 市立美術館(仮称)の来年度の開設にむけて8億2590万円の費用で進められている旧西武リビンの改装工事が順調に進んでいます。9月末には竣工見込みです。
 2月の市長選で山本市長は、「ピカソやモネを飾れない美術館はすぐやめる」「美術館構想を見直す」と公約に掲げ、当選後、すでに採用している4名の嘱託学芸員に加えて正規で採用を予定していた学芸員の募集を取りやめ、改修工事については部材を一部変更して工事費を約1,400万円減額しました。 
そして現在、公募の一般市民3人を含む市内在住の有識者14人で構成する「芸術文化施設運営検討委員会」で事業運営方針の検討会が3回開催され、今月中に市長に提言が出されることとなっています。
稲垣市文化国際課長は「これまでの基本構想を否定する議論はなく、絵画や彫刻などに加えて映像など総合的な芸術活動の拠点となるような市民の期待に十分応えられる美術館にすべきという提言が提出される見込み」と話しています。 

松本市立美術館を調査
 
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 長谷川薫議員は14日、党市議団とともに、松本市(人口24万人)の立の美術館を調査しました。松本市は人口24万人。市立美術館は10年前の2002年に開館して以来、常設展示とともに魅力ある企画展を開催して観覧者が増え続け、昨年度は17万人に達しています。事業費と施設の維持管理に年間2億円余りを支出していますが、市民からは一切の批判的な声は上がっていないそうです。館長は「実力のある学芸員の確保とその力量発揮がカギ。前橋も開館に向けて大いに頑張ってほしい」と激励されました。

低料金で入館できて、魅力あふれる美術館の実現を! 

 同議員は「力のある学芸員を十分確保し、市民が何度も訪れたくなるような魅力あふれる美術館の事業運営と、入館料や市民ギャラリーの利用料を低料金とするよう提言したい」と話しています。

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