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議員団紹介 長谷川薫 議員

前橋上空での欠陥米軍輸送機オスプレイの飛行訓練を許すな!(赤城根・7月15日号)【2012/8/2】

群馬県と前橋市に申し入れ


 安保破棄群馬県実行委員会と日本共産党群馬県委員会・前橋地区委員会、群馬上空の米軍機爆音に反対する市民の会の3団体は4日、大澤正明県知事と山本龍前橋市長あてに、米軍の垂直離着陸機MVオスプレイの配備・飛行訓練計画の中止などを国に求める要請を行ないました。日本共産党からは伊藤祐司・酒井宏明県議とともに生方秀男1区候補、長谷川薫市議会議員も参加しました。

群馬県は「国へ配備と飛行中止の要請を行う」と表明

 3団体の代表は、群馬県地域生活課との懇談で、米軍が明らかにしたオスプレイの低空飛行訓練ルートに県北部も含まれていることや、日米地位協定によって米軍の一時利用が可能となっている陸上自衛隊相馬が原飛行場にも飛来することが懸念されると指摘。沖縄や本土に、墜落事故が多発しているオスプレイの配備に反対するとともに、群馬県上空で飛行しないよう米軍と政府に要請するように求めました。
 津久井治男課長は「現時点でのオスプレイの安全性は証明されていないので、このまま訓練飛行を容認できない。防衛省に要請する」と述べました。そして県は6日、防衛省北関東防衛局に文書で「県民にはオスプレイの低空飛行に不安の声があると指摘し、@オスプレイの安全性の確認をして国民に説明する、A安全が確認されるまでは国内での飛行訓練が行われないようにすること」を要請しました。

市は騒音測定器を設置して、危険な事実を国や米軍に示して中止要求を 

 前橋市では増田市民部長が要請に対応。同実行委員会の小田暁生氏は「オスプレイは存在そのものが危険。いまでさえ米軍ジェット機の爆音と事故の不安に市民はさらされている。市長が周辺市長や知事とともに率先して防衛省や在日米軍司令部に出向いて拒否の意思表示をすべき」と訴えました。また、長谷川薫議員は「全国的にも前橋市上空での米軍機による低空飛行訓練回数が突出している。85万円程度で購入できる騒音測定器を直ちに購入して、前橋市自らが米軍機の騒音を測定して、事実を示して国や米軍に抗議し中止を求めるべき」と求めました。
長谷川市議も参加して前橋市に申し入れ
長谷川市議も参加して前橋市に申し入れ
同部長は「市民からの騒音の苦情を受けている。防衛事務所に今年の3月は中止するよう申し入れた。オスプレイの飛行ルートも注視したい。騒音測定器は検討課題としたい。他市の状況も参考にして県にも要請したい」と答えました。

日米安保の廃棄を主張する唯一の政党・日本共産党へのご支援を! 

 長谷川議員は、「今回の要請行動を通じて、日本中に米軍が自衛隊とともに自由勝手に訓練できる空域が設定されていることが良く分かりました。しかも前橋上空は自衛隊と米軍の高度訓練と低高度訓練の両方が設定されており、さらにブルールートという訓練飛行ルートもあり、住宅が密集する市街地にジェット機やオスプレイが墜落する危険を常にはらんでいます。憲法9条を持つ戦争をしない国で、我が物顔で米軍が危険な飛行訓練を行なうことを許している自民党や民主党・公明党の政治を許さず、安保廃棄の旗を掲げ続けている日本共産党が国政で躍進しなければ、市民の安全は守れないということを痛感しました。平和の党・日本共産党の躍進のためにお力をお貸し下さい!」と話しています。


 
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