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議員団紹介 長谷川薫 議員

下増田新清掃工場建設を考える会が市長に申し入れ!(赤城根・7月15日号)【2012/8/2】

建設場所は適地ではない!


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下増田町清掃工場建設を考える会(代表・井野保彦氏)は7月5日、山本龍前橋市長に新清掃工場の建設の中止を要請しました。長谷川薫議員も同会の12名の代表者とともに参加しました。同会の杉原氏は「高木前市長が進めてきた下増田町の新清掃工場の建設予定地は、本市でもっとも危険な洪水危険地区で地震が起きれば液状化も懸念される軟弱地盤。前橋市の最南東に位置しておりゴミ回収車1日450台の走行距離の拡大で、排気ガスが及ぼす環境汚染の問題も激化する。新清掃工場の建設費は254億円、運搬委託経費も現在より2億3千万円も増える。市長選挙の公約どおり建設計画の中止を決断してほしい」と訴えました。

市長は建設の中止を示唆

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 これに対して山本市長は「1年間の凍結期間中に大胡・亀泉・六供の現在稼働中の3清掃工場の延命・長寿命化が可能かどうかを科学的に調査して、建設か中止かの結論を出したい。選挙中も訴えたが、どうしてあのような不適地を選んだのか、1か所集中をなぜ決めたのかなどの問題点はみなさんと同感。私の気持ちは、新清掃工場を下増田に建設する結論は限りなく小さい」と述べました。




大量生産・大量廃棄・大量焼却からの脱却を! 長谷川議員が表明 
 
 そもそも高木前市長が現3清掃工場の科学的な長寿命化の検討もおこなわず「車でも古くなれば燃費が悪くなりメンテナンスも費用がかさむ」程度の市民説明と、たまたま塩付け状態となっていた河川敷の遊休市有地が合ったために、全市的な建設予定地の検討をせずに安易に選定したことが今日の事態を招きました。ゴミ焼却を一箇所に統合する大規模集約化は、ゴミプラントメーカーと国の方針への追随でもあり、環境負荷を集中させます。環境保全のためにもリスク分散のためにも複数工場体制を維持すべきです。大量生産・大量廃棄・大量焼却の資本主義社会の利益至上主義を改め、ごみ減量のためにも再使用・再利用を進め、大量焼却至上主義からの脱却がいまこそ必要です。

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