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議員団紹介 長谷川薫 議員

市議選挙の争点にしたことにこだわらず、市民の願いに沿った美術館運営を!(赤城根・2012年7月28日号)【2012/11/16】


 長谷川薫議員は9月に改修が完成する元気21に隣接する仮称・前橋美術館について本会議で総括質問しました。

建設中の市立美術館
建設中の市立美術館
「いま多くの市民が早期開館を期待しているが、その一方で『美術館になるのか、それともイベント施設になるのか分からない』という意見がある。それは市長が、そもそも美術館として設計されている施設に、美術品展示だけではない多様な芸術文化活動の拠点としての役割を求めているから。選挙でピカソもモネも飾れない美術館は見直すと表明されました。しかし、文化国際課長は建設中の美術館は国宝級の作品でも温度管理をして損傷せず安全に展示できると述べている。音楽や踊りやダンスは他の施設に委ねるべき。市長選挙で政争の具にしたことを引きずらず、16億円もの貴重な税金を投入する事業なので、市街地立地型の美術館として、全国的にも高く評価されしかも低料金で市民にも喜ばれる前橋市立美術館をめざすべき」と質問しました。
市長は「質の高い芸術文化を創造する施設にしたい」と答えました。

市民の願う「美術館」運営方針を!
 
 同議員は「市民にも理解できないあいまいな運営方針のまま開館すれば、失敗する。市民の声を良く聞くべき」「美術館としての設計なので、音響設備も照明設備も不十分。音楽や様々なパフォーマンスは他の施設で十分。力量のある学芸員を早く採用するなど開館にむけての準備を急ぐべき」と指摘しました。

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