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議員団紹介 長谷川薫 議員

市立大胡幼稚園の廃止計画の中止を!(赤城根・2012年8月5日号)【2013/1/6】

          父母の存続の願いに答えよ!

 前橋市は、7月31日に開いた「第2回市立幼稚園充実検討委員会」で市立大胡幼稚園の統廃合(事実上の廃園)方針を提起しました。
 教育委員会は、「大胡地区には市立幼稚園が2箇所あり、今後入園児が減少するので、市立大胡幼稚園を市立大胡東幼稚園に統廃合したい」と表明しました。
 これに対して、検討委員の旧大胡町の伊藤元大胡町長は「合併前の平成16年に町立大胡幼稚園が350名を超えたので、分割して大胡東幼稚園を作った。福祉の町をめざして、保育園も特養ホームも幼稚園も増設に全力をあげてきた。統廃合は幼児教育の明らかな後退であり認められない」と述べました。また、茂木大胡地区自治会連合会長も「地区内の全11自治会長も合併合意に違反しており、乱暴な統合方針は認められないと述べている」と反対しました。また大胡幼稚園の横沢保護者会長も「保護者のアンケートで意向を聞いたが大多数が反対を表明している。午後5時までの預かり保育を延長したり、現在の定員180名を100名に減らすなどの対応をすれば統廃合しなくてもよいのではないか。予定通り耐震補強工事を実施してほしい。統廃合には反対」と主張しました。
 検討委員会を傍聴した長谷川薫市議は「前橋市は、人件費削減を最大の目標にして、市立保育所も5箇所を民営化しました。市立幼稚園も合併前に旧市内の市立総社幼稚園と神明幼稚園を廃園し若宮の前橋幼稚園に統合しました。小中学校の統廃合も進めています。しかし、いま共働き世帯が増えるとともに核家族化の進行の下で、子育て支援策を充実することが切実に求め荒れています。党市議団は、教育や福祉のリストラに一貫して反対してきました。経費削減を目的とする大胡幼稚園の廃園に反対し父母とともに存続を求めます」と述べています。

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