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議員団紹介 長谷川薫 議員

介護保険料を一挙に3割もの値上げを強行!(赤城根・2012年10月14日号)【2013/1/20】

 2月の市長選挙直後に山本龍市長がはじめて召集した3月の臨時市議会で、65歳以上の高齢者の介護保険料を一挙に3割も値上げする条例改正案が提出されました。これによる基準額は月額4,825円に1,100円も引き上げられ、年額57,900円となり、市内約8万人の介護保険料の新たな年間負担増額は10億円にも及ぶものです。
  許せない!清新クラブや公明党・真政会の値上げ強行
 
 日本共産党前橋市議団は、「高齢者の暮らしをいっそう苦しめる介護保険料の値上げは避けるべき」と強く反対し市長に撤回を求めました。ところが、「高齢者の福祉を充実する」と市民に表明している新清クラブや真政会・公明党などが公然と市長の値上げ案に賛成したために、値上げが決定されました。

 8月支給の年金から、4月からの介護保険料が天引きされたために、高齢者から値上げへの抗議の電話が千件以上も市役所にも殺到しました。
いま、「市政の監視役」としての役割を事実上放棄したこれら会派の市議会議員に怒りの声が広がっています。

 日本共産党前橋市議団は介護保険料の値上げ案に反対するとともに、その後の定例市議会でも引き下げを強く市長に求め続けています。

 長谷川薫市議は「国民年金は満額の四十年掛けても月額6万5千円で、とても安心して暮らせません。その上、昨年と今年の4月に連続して支給額が減らされ、さらに今年の10月から3年間減額が続きます。しかも、民主党・自民党・公明党が消費税を10%に増額する法案と社会保障の大改悪法案を強行しました。75才以上の後期高齢者医療保険料も今年の4月から9・3%値上げされました。70歳〜74歳の医療費の窓口負担も2割に引き上げようとしています。
 こんな時だからこそ市で決められる介護保険料だけでも値上げすべきではありません。しかも、市は財政が厳しいといいながら、売れるかどうか分からない工業団地造成を続けるために10億円(3年間で34億円)も税金をつぎ込みました。高齢者から取り上げた介護保険料の値上げ分を工業団地開発に注ぎ込んだことになります。税金の使い方が間違っています。直ちに介護保険料を引き下げるべきです」と主張しています。

不足する特別養護老人ホームの増設と介護サービス利用料の減額免除制度の創設をめざします!

 まもなく三人に一人が高齢者という超高齢化社会が到来します。高齢者福祉策の充実を急がなければなりません。すでに現在、市内の特別養護老人ホームの入所待機者が千五百人を超えています。ところが今年から3年間の市内の特養増設計画は230床だけです。これでは待機者が今後も増えるばかりです。
 長谷川市議は「特養ホームの増設と低所得者対象の利用料の減額免除制度の創設に全力をあげ、高齢者の暮らしの不安をなくします」と述べています。


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