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議員団紹介 長谷川薫 議員

有害鉄鋼スラグの舗装の撤去方針決まる! 2016年 03月 08日

【2016/3/23】


富士見町の市道の有害鉄鋼スラグ舗装の完全撤去方針決まる!

 渋川市の(株)大同特殊鋼が販売した六価クロムやフッ素などの有害物質が含まれた鉄鋼スラグが、富士見町の石井・原之郷・漆窪・時沢・小沢などの市道8路線に舗装材料として長年にわたって使われてきました。事情を知らない住民は、コンクリートの簡易舗装と思っていた方が大多数です。
 一昨年の夏にスラグの使用が判明して以来、長谷川薫議員は酒井弘明県議や塩川鉄也衆議院議員とともに現地調査も行い、国に陳情したり県・市議会でも、大同特殊鋼の責任での完全撤去を繰り返し求めてきました。下の写真は富士見町小暮の鉄鋼スラグを路盤材に使った現地調査。右端は塩川衆議院議員。
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 前橋市当局は、「住民の健康に直ちに影響は及ばない」とか「県の対応を見守る」などと述べて撤去に消極的でしたが、3月8日党市議団に対して「国と県と渋川市が協議した結果、環境基準を超えるフッ素が8路線すべてで使われているので、大同特殊鋼に応分の費用負担を求めて、市として完全撤去を行うことを決めた」と報告がありました。
 長谷川議員は「市は前工跡地の土壌汚染でも田口町の水道水源汚染問題でも対応が遅く問題です。今後も、確実に鉄鋼スラグの早期完全撤去を求めます」と話しています。

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# by hasegawakaoru | 2016-03-08 21:15 | 市議会活動報告



新年度予算で市民の切実な願いの実現を!

2016年 03月 08日

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暴走する安倍政権に追随せず、市民の命と暮らしを守れ・・・・市長の政治姿勢を問う

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 開会中の三月定例議会の本会議代表質問(八日)に、日本共産党市議団を代表して中道浪子議員が質問に立ちました。
 最初に、「先の市長選挙で山本市長が前回より3270票得票を減らした。有権者にわかりやすい政策も掲げず、公開討論も拒否したことが市長選史上過去最低の投票率30%になったことに責任を感じないのか」「開票日に、自分を応援しなかった人(議員)とは距離を置く旨の発言をしたが、その真意を何か」とただしました。市長はまともに答えず、民主主義の基本である少数意見を尊重する真摯な姿勢は全く示しませんでした。
 「憲法違反の戦争法や農業や地域経済を壊す国会決議違反のTPP(経済連携協定)の批准に反対すべき」と求めても「国政問題」と答弁せず安倍自民・公明政治への言いなりの姿勢を示しました。また「アベノミクスで市民の実質賃金が3年間で5%引き下がり、個人消費が冷え込んで、暮らしは良くなっていない。破綻したアベノミクスを評価せず、市民の暮らし応援の予算編成を」と求めましたが、市長は「暮らしは上向いている」という認識を変えませんでした。

税収納行政の改善・デマンド交通の拡充・特養ホームの増設・子育て支援などを要求
 続いて新年度の予算について質問、「税金滞納者の暮らしの実態を十分把握しないまま口座に入金した給与や年金を全額差し押さえるなどの行き過ぎた税金の滞納整理は、さながら江戸時代の悪代官のようだ。総務省通達を無視した税滞納整理は直ちに改善すべき」と求めました。市長は相変わらず「法に基づいて適正に税務行政をしている。執行停止もしている」と無反省な答弁をしました。
 また「莫大な建設予算がかかる路面電車よりも、高齢者が利用するデマンド交通のマイタクをもっと低料金で利用できるように改善すべき」と求めましたが、市長は莫大な投資を必要とするLRT(低床式路面電車)の有用性を強調しました。
 さらに市民の切実な要望である介護保険料や1世帯年間3万円の国保税の引き下げと、1200人の高齢者が待機させられている不足する特別養護老人ホームの増設について市長は、ゼロ回答でした。「国保基金や毎年の決算黒字を積み立てた財政調整基金75億円の活用で実現できる」と示しても無視する態度は許せません。
 人口減対策ともなる子育て支援策では、「市長は新年度から年間3億6千万円の予算で全小中学校にタブレットパソコンを配置しようとしているが3億9千万円の予算で70人の教員を増やせば、小学校の30人学級をすぐに実現できる」と主張し予算の組替えを求めました。また、学校給食の無料化と保育料の第2子無料化、18歳までの医療費の無料化を求めましたが、市長は子育て世代の願いにも冷たく背を向けました。


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