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議員団紹介 長谷川薫 議員

ひどい!子どものための予算を惜しむ前橋市政 2016年 02月 23日



【2016/3/23】




10億円の予算で178人の教員を増やせば全小中学校の30人学級が実現できる! 


22日の教育福祉常任委員会に前橋市の教育振興計画が提出された。新年度には、「教員が子どもと向き合う時間の確保を図るとともにきめ細やかな指導を行う体制や生徒指導の充実、教員の負担軽減を図る」と記載されているが、市教委が具体化しようとしていることは小学校5・6年生で、そのままにすれば40人学級の一クラスになる学校だけ35人学級にする。9学級増やすという計画で、全く不十分だ。教育長はまたもや「いっきに進める財政がない」旨の説明をした。
 先の市長選挙で、共に推した樋口候補は、「10億円の予算を確保し178人の教員を増やせば、直ちに小・中全学年の30人学級を実現できる」「1500億円の予算規模を誇る県内トップの前橋市の財政力があれば出来ないはずはない」と訴えた。私も教育長に、「前橋や日本の未来を担う子どもたちのために、教育予算をなぜ優先確保できないのか。30人学級は待ったなしの市民要求だ」と指摘した。
 市教委はその一方で、新年度予算に小・中学校のコンピュータ機器の整備に8億円を計上した。コンピュータ教育の充実を否定するものではないが、いじめや不登校問題が深刻化する中、今こそ教師と子どもたちの心が触れ合う豊かな教育の充実こそ急ぐべきではないか。
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