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議員団紹介 長谷川薫 議員

「高齢者介護の充実をめざす」樋口和彦市長選挙予定候補の政策 1月11日【2016/3/23】


介護の負担を減らして必要な介護を保障し、高齢者の老後の暮らしの安心を!


 2000年にスタートした介護保険制度は、保険料を納めれば、介護が必要となった時には誰でも十分な介護サービスが保障されるはずでした。しかし、15年たった今も家族介護の負担はへるどころか、保険料も利用料もといっそう重くなり、必要な介護を受けたくてもお金がないために受けられない方が増え、家族介護に頼らざるを得なくなり、「介護離職」も増えています。介護職場は過酷な労働の上に低賃金のために慢性的な人員不足です。 さらに、国が制度改悪を繰り返し強行しています。特別養護老人ホームの新規入所は原則要介護3以上からとしたために、低所得の方は行き場を失っています。認知症のグループホームや介護付きの有料老人ホームに入所すれば月10万円以上の費用がかかります。さらに、去年の4月から介護保険料の基準額が19.9%も引き上げられ、市内の高齢者は総額年間11億円もの負担増となりました。


特養ホームの増設で待機者解消を!
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 要支援者のホームヘルプとデイサービスの2つのサービスは、2017年4月から介護保険ではなく市事業の介護予防・日常生活支援総合事業に移行することになっており、サービスの質・量の低下や介護保険の認定申請権が侵害されるのではないかと心配されています。また、特別養護老人ホームの入所待機者も現在市内で1300人を超えて増え続けていますが、昨年から3年間の増床数はわずか250ベッドです。特養の入所が要介護3以上の高齢者に制限されましたが、待機者解消どころかさらに待機者は増えています。介護保険料の引き上げにならないよう、一般会計から介護保険特別会計へ財源を繰り入れ、特養待機者ゼロに向けての特養増設計画数を大幅に増やして待機者を減らすべきです。
 ひぐち和彦市長選予定候補は、介護保険料や利用料の引き下げ、特養の増設など介護保険の充実と高齢者の負担軽減に全力を上げます。

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