トップページへ 前のページへ 目次ページへ
議員団紹介 長谷川薫 議員

放射性物質による2次汚染の恐れのある大規模木質バイオマス発電は白紙撤回を! 2016年 02月 10日

【2016/3/23】


5千人を超える地域住民が白紙撤回を求める署名を市に提出!

画像

 赤城南麓旧宮城村に東京電力の下請け企業(株)関電工が計画している大規模な木質バイオマス火力発電計画に5千人以上の反対署名が前橋市に出されている。
 反対者は、「5年前の東電福島原発事故で群馬県内の山は今もなお放射性物質で高濃度に汚染されており、その間伐材を発電の燃料として年間8万トンも燃やせば、放射性物質が拡散されて、人の健康をむしばむ」と心配している。また、「関電工は排気ガスを放出する前にバグフィルターで放射性物質を取り除くと説明しているが、全国で原発の再稼働に反対する訴訟では、科学者・研究者がバグフィルターでは性能が良くても5割程度しか放射性物質を取り除けないと科学的に指摘している」と危険性を強調している。
 このように多くの住民が環境汚染による住民の健康被害を心配して、発電事業計画の白紙撤回を求めているにもかかわらず、山本前橋市長は関電工の住民説明会にも市職員を参加させていない。
 都市計画法上の開発の許可をして、発電施設の建設計画を事実上容認し、「住民への説明を丁寧にするよう関電工に求める」だけではあまりにも無責任な態度だ。市長選挙に立候補した樋口弁護士は「これほど住民が不安を感じているにもかかわらず、市が住民に寄り添わないのは問題。まずは関電工に行政指導によって事業計画の白紙撤回を求めるべき」と主張している。下の写真は、関電工が開いた10月の住民説明会で抗議する地域住民。

画像

ページのトップへ