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議員団紹介 小林久子 議員

新清掃工場・環境影響評価の住民説明会を実施
 新清掃工場の建設は市民合意を前提に【2009/12/16】

 前橋市は2015年末の完成をめざし、新清掃工場の焼却方式の選定委員会を12月に設置して、来年3月までのわずかな期間で焼却方式をスピード選定しようとしています。
 これに先立ち、環境影響評価を実施するための住民説明会が開かれています。
 しかし、説明会は、建設地の下増田、城南、上川淵、永明の4公民館と、隣接する伊勢崎2か所と玉村の合計7か所の会場でしか実施しません。
 市民への周知が不十分な中で、六供・亀泉・大胡の3つの清掃工場を下増田の一か所に統合して、新清掃工場を建設しようと、市は着々と動きだしています。
 小林ひさ子議員は、城南公民館で開かれた説明会に参加しました。
 市民の方からも、さまざまな疑問が出されました。
●今ある施設を改修して残したほうが費用は安く済むのではないか。
●工事車両や建設後は清掃車400台が通るということだか周辺住民への影響は
●一か所にしたら万一災害などの非常時に対応できない。分散したほうがいい。
●焼却炉が決まっていないのに評価ができるのか。
 小林議員は「ゴミの有料化のときは住民説明会を細かく自治会ごとに実施したと聞いています。施設整備に200億円をこえる、大事業でありながら、市が市民への十分な説明責任を果たしていないことは重大な問題です。全市民を対象とした説明会を直ちに開催し、市民の多様な意見を聞くべきです」と述べています。


新型インフルエンザワクチン接種
住民税非課税世帯は無料に

 本市の新型インフルエンザの患者発生数は、11月16日現在で、一万千三十一人に広がっています。乳幼児、小中学生など低年齢の感染が70%、高校生や学生を加えると全体の85%を弱年層が占めています。
 確保できるワクチンの数に限りがあるため、重症化のリスクの観点から、必要の高い人から優先的に接種が行なわれています。11月は妊婦や慢性疾患のある人、12月頃から1歳〜小学3年生、と順次を対象をひろげていきます。小6までは2回。中・高生はとりあえず2回の接種で、それ以外の方は1回の接種です。
2回の接種で、六千百五十円ですが、住民税非課税世帯は無料になります。市が申請にもとづいて証明を発行しますので、医療機関に持参し無料で接種できます。
 申請場所は保健所、市役所、支所、地区公民館、福祉会館、大胡・富士見保険センターなど。◆詳しくは保健所電話相談センターへ
 220-1151

悪臭防止法による群馬化成産業への改善勧告
市は指導を強化せよ
 前橋市は今年の4月30日、群馬化成産業に対して、悪臭防止法に基づき改善勧告を出しました。

勧告の内容
◎悪臭発生のもとになっている水処理施設の密閉。新しい水処理施設への切り替え
◎窓や出入り口などの不要時の閉鎖

■臭気指数調査を、この5年間に10回実施し、そのうち9回が基準をオーバー、8回にわたり「警告書」で指導してきましたが改善されませんでした。
■小林ひさ子議員や党市議団はこの問題を再三とりあげ、3月議会で市民から出された「法にもとづく改善勧告、命令を求める」請願の紹介議員になり、市に対して抜本対策を迫りました。
■改善の期限が6ヶ月を過ぎ、市は勧告どおり改修を確認したとして11月19日に再度臭気指数調査を工場敷地内3か所で実施(敷地境界線・煙突・排水)結果が12月上旬に出る予定です。
■今後これでも改善されない場合は「改善命令」が出されこれに違反した場合は「罰則」を科すことになります。
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