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議員団紹介 小林久子 議員

学校給食の無料化を(ひさ子通信2.16)【2011/2/23】

前橋革新懇は2月5日「前橋の学校給食の無料化を考える」学習会を市総合福祉会館で開きました。小林久子議員が前橋市の状況を報告しました。
 前橋市の公立小中学校での給食費滞納は、昨年の9月現在、361件で353万円となっています。
 全群馬教職員組合の石田清人委員長は「義務感ばかりをあおり、ぜいたくをしながら給食費を払わないなどごく少数の保護者ばかりを取り上げるマスコミの報道のあり方は問題だ」と指摘しました。また、中学一年生が4月から1月までに購入する教材に約3万円かかるほか、部活動のユニフォームやバッグ、保護者会費などさらに数万円がかかっている実態を示し、「義務教育は無償という当たり前の権利を主張する切り口としても、給食費無料化の運動に取り組みたい」と述べました。
 小学校教諭の鯉登健二さんは、給食費無料化について教職員からアンケートをとったところ、15人中10人が「賛成」3人が「反対」と紹介しました。
 小林久子議員は、学用品費や給食費などを援助する就学援助制度の所得基準が低く、生活が苦しくても該当しない世帯がある実態にふれ、「市の年間の食材費は約14億円。県と折半すれば無料化は可能。税金の使い方を改めれば実現は十分可能です。」と強調しました。

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