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議員団紹介 小林久子 議員

屋根瓦の損壊に対する助成について(5月19日総務常任委員会質問の要旨)
【2011/5/20】

屋根瓦の損壊に対する助成について

@大震災を受け市内では屋根がわらの損壊被害が多数でており、市はこれらについてのお見舞金の支給を追加しましたが、4月25日現在では2117件の申請が出ています。最初に、見舞金の申請状況について、うかがいます。

答 屋根の損壊はすべて50%未満で見舞金は1件3万円。5月17日現在で2166件が申請。

 A瓦の損壊で見舞金が支給されたことには市民の皆さんは喜んでいますが、震災から2ヶ月をすぎたが多くの家の屋根が、いまだにブルーシートなどで覆われたままです。話を聞くと見積もりはしてもらったが、業者の手が回らず、梅雨時をむかえ雨漏りの心配もあり、困っているとのことです。一方見積もり金額が、多額で、どうやって費用を捻出しようか困っているというお宅もあります。市民のくらしの現状を見ますと、すぐ修理費用が出せるお宅ばかりではありません。
 県内の太田市、桐生市、館林市、渋川市などが、大震災で、被害を受けた家屋などに対して住宅リフォーム助成制度を前倒しして緊急補助を実施しています。
こうした助成制度を本市でも実施して、市民の負担軽減をはかることで、修繕の促進を図る必要があると思うがいかがか。

 B太田市では地震災害復旧緊急補助事業として、4月から実施予定だった住宅リフォーム助成事業を前倒しする形で10万円以上の工事で工事費の30%上限15万円まで、太田市の金券での助成を行なっています。桐生市は10万円以上の工事で工事費の30%を上限15万円で支給しています。
 あるお宅は20%ぐらいの損壊で、見積もりをしてもらったら60万円かかるとのことです。すでに雨漏りもしていて、家をさらに傷める心配があります。助成があればできても、修理金額をみてあきらめてしまう家庭も出ないとも限りません。 未曾有の大震災であり、この被害から市民のくらしを守る、この視点が大切ではないでしょうか。ぜひ他都市の状況も参考に検討を進めていただきたいと思いますが、いかがか。

C修繕費用の融資制度についてお聞きします。これから梅雨や夏の台風などにさらされるわけでから、一国も早い修繕が必要です。しかし高齢世帯、障害者世帯、母子家庭、低所得世帯などで、費用捻出が困難な世帯もある可能性もあります。震災関連の情報や、融資制度、各種支援制度など、各所管課にまたがっているものを危機管理室でまとめたパンフなどをつくって、申請をした世帯に紹介していくことも必要ではないか。



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