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議員団紹介 小林久子 議員

物と人の支援が待たれる(ひさ子通信6.1)【2011/7/14】

 5月25〜26日にかけて、仙台市へボランティア支援に行ってきました。
 小林久子、中道波子、長谷川薫の3議員ら、12人が参加しました。 マイクロバスと軽自動車の2台で支援物資をぎゅうぎゅうに積みこんで仙台市宮城野区原町センターをめざしました。高速道路の福島あたりでは地震で道路にできた亀裂の補修あとが続いていました。
 被災地からは、布団、まくら、シーツ、夏用衣類、米、乾麺、長持ちする野菜、果物、カレンダーなどの要望があり、事務所について、布団10組と野菜類を半分おろし、残りは気仙沼に届けました。
 海辺から離れた事務所周辺の町並は、被害があまりがわかりませんでしたが、海辺の被災状況を目の当たりにして、津波の脅威に言葉を失ってしまいました。
 道路は車が通れるようになっていましたが、まだ一面がれきの山で手がつけられない状態のようでした。

 被災者の要望を聞きました 
 
 翌日は、内陸部の地震の被害にあった家を訪問し、被災者支援情報のチラシを配りながら、要望を聞きました。
 家は立っていますが、土台が破損しよく見ると傾いているお宅や、壁に大きな亀裂が数か所入り「怖くて二階にいけない。一間だけで生活している」「本震と余震で2回も窓ガラスが割れ店が開けられない」などと訴え、住民の皆さんは「このままでは住み続けられない」と口々に不安を述べていました。
「地震保険では全壊と診断されたのに、り災証明の被害判定は半壊とされ納得がいかない」などの相談も寄せられました。
 全壊、半壊の判定で上限52万円までの応急修理が受けられることや、損害の程度が、所得の雑損控除にも反映することを説明し「結果に納得のいかない人はあきらめないで再調査を求めましょう」と被災者をはげまし相談活動を行なってきました。       


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