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議員団紹介 小林久子 議員

9月決算議会 放射線影響対策費に4.5億円(ひさ子通信9.7)【2011/10/13】

 東京電力福島第一発電所の事故により、本市はほうれん草やかき菜などに基準値を超える放射能被害が発生。

下水処理施設から高濃度のセシウムが
 続いて6月、市の下水処理施設の焼却灰からセシウム137が一キログラム当たり最高41.000ベクレル検出され、汚泥溶融施設電気集塵機周辺は16マイクロシーベルト、焼却灰保管場は4.8マイクロシーベルトと異常な高さを記録し、立ち入りを制限する管理区域に指定されました

放射線を細かく測定せよ 

この間、党市議団は、小学校や保育園、公園などで、放射線量を細かく測定し市民に公表するよう強く求めてきました。
 市はこれに答え、放射線測定器を12台購入し、学校、保育所、学童、公園、プール、給食食材などを計り公表してきました。しかし、地表、50センチ、1メートルノ高さを計りますが、施設の一か所のみです。校庭の隅っこや吹き溜まりなど放射線量が高くなりやすいところがあるので、さらに細かく計るようにと要望してきました。
 群馬県は、セシウムに汚染された稲わらを食べた肉牛が市場に流通した問題で、県産肉牛の全頭検査を開始。さらに、収穫を迎える、新米の検査も初め、消費者に安心して食べてもらえるようにと検査をすすめている。
 そうした中、赤城大沼のわかさぎが放射性物質が検出され、漁の解禁ができず、地元業者や観光への影響も懸念されています。

非常用発電機も設置へ 
 9月補正予算では、放射線量測定の委託費用、機器購入費用、下水道汚泥焼却灰の置き場設置、汚泥施設の改修、汚泥焼却施設のバグフィルター設置などの予算を計上。
 さらに、6月議会で、非常用発電機の配備を求めましたが、今回の補正で、保健所、大胡支所、宮城支所、粕川支所に非常用発電設備の設置予算がつきました


児童文化センター
プラネタリウム観覧料・有料化に反対

改築された児童文化センターのプラネタリウムの観覧料を新たに加え有料化する議案が提出されました。
 今まで無料だったのを、未就学児は無料、小、中学生は100円、大人300円の観覧料を徴収しようとするものです。
 補正予算では、観覧料が来年1月から3月の3ヶ月間で55万3000円とし使用料収入を見込んでいます。年間を通しても、市の予算からすればわずかな額です。予算のムダを省き、今までどおり無料にするべきです。まして、子どもたちが利用する施設です。学校の社会化見学などは無料にするとしていますが、子どもたちの宇宙や星への興味や関心を醸成するような、そうした教育的文化的価値が高いものであるならば、無料にして学校行事以外でも、希望する人はいつでも誰でもいける施設にするべきです。
 有料にすれば、こうした子どもたちの意欲を押しとどめてしまうことになりかねません。子どもには受益者負担を求めるべきではありません。
 かつて、元気21のプレイルームの有料化、ばら園の有料化なども検討されましたが、現在、無料を継続し、気軽に行ける身近な施設として大変利用者に喜ばれています。
本市が継続してきた無料こそ、他市に誇れるものではないでしょうか。
 小林久子議員が反対討論を行いました。
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