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議員団紹介 小林久子 議員

TPPは国を滅ぼす(ひさ子通信1.29)【2012/3/7】

壊滅する農業、荒廃する国土、乱入する有害食品、必要な医療が受けられない・・・

 1月21日(土)安保破棄群馬県実行委員会の総会と学習講演会がありました。日本共産党国会議員団事務局員であり、日本科学者会議会員である小倉正行氏が「TPPは国を滅ぼす」と題して講演しました。
 小倉氏は、TPPで、すべての関税が撤廃されれば、日本の農漁業は壊滅する。日本の農村漁村はさらに過疎化が進行し、地方の経済が成り立たなくなる。
 また、非関税障壁の撤廃によって、国民の食の安全にも重大な影響を与える。食品添加物・残留農薬・遺伝子組み換え食品などがあふれ、検査体制がまったく追いつかなくなる。
 さらに、サービス貿易の自由化で、医療や労働問題にも深刻な影響を与える。日本の国民皆保険制度がくずされ、アメリカ型の医療が入ってくる。お金がなければ医療が受けられなくなる。
 毒素条項(ISD条項)の導入で、たとえば日本が禁煙規制を強めれば、米国のタバコ会社から損害賠償を請求されるなど、安全規制の強化に歯止めをかけ、国民の安全がおびやかされかねない危険なもので、多くの国が危惧している。
 参加した小林ひさ子議員は「アメリカの財界、企業は、アジアや日本を儲けのターゲットにしようと狙っています。TPPを阻止するには、国会の批准が必要で、各国が合意してもすぐ発動できない。総選挙で国民の反対の意思を示す国会議員を選んでいこう」と話しています。
  

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