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議員団紹介 小林久子 議員

太田市「おうかがい市バス」を視察(ひさ子通信4.29)【2012/4/27】

4月19日、日本共産党前橋市議団は、太田市で実施しているデマンド方式のバスの実施状況を視察しました。

利用料無料で開始 

 太田市が平成22年度から実施している「おうかがい市バス」は75歳以上の方・障害者を対象に自宅から医療施設・商店・駅間を無料で利用できます。予約制で、一週間前から前日までに電話で予約します。

運行を見直し利用料金100円に 

 平成24年度は大きな見直をしました。
 年齢65歳以上で歩行以外の移動手段を持たない人を対象に、620か所の停留所を設置。予約制で運行区域は市内のみだが、特別に利用が多いみどり市東邦病院を入れました。
 10人乗りのワンボックスカー5台が運行し、民間のタクシー会社に委託しています。
 今年度は利用登録者数が約1600人です。
 昨年度の延べ利用者は6975人で、病院への通院が8割を占めています。

 前橋市はすでに大胡、宮城、粕川地区でデマンド方式の「ふるさとバス」を運行していますが、山本市長は全市デマンド方式を提唱して、今年度予算で、富士見地区と旧市の病院や商業施設など利用頻度の高い場所にバス停を150か所設置し、社会実験を開始するとしています。しかし、市域が広くかなりの予算も必要になります。
 また都市部と、中山間地を一律にはできないと思います。
 今あるマイバスや路線バス・上電とデマンドバスをうまく使い分けて、利用しやすい公共交通にしていくことが求められます。
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