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議員団紹介 小林久子 議員

憲法を守るの一点で共同を大きく(ひさ子通信5.13)【2012/5/9】

5月3日からす川音楽集団の演奏
5月3日からす川音楽集団の演奏
 5月3日、高崎市音楽センターで憲法記念日集会が開かれ、約1500人が参加しました。「大震災、原発事故から一年、日本のゆくえと憲法の役割」と題して一橋大学名誉教授の渡辺治さんが記念講演を行いました。

大震災・原発事故はなぜあれだけ深刻に地域を破壊したのか

 大企業本位の構造改革が地方の公共投資を削減し地場産業や農業を壊し、雇用を縮小させた。市町村合併による自治体リストラで地域破壊がさらに進む。こうした大企業も来ず財政が厳しい周辺地域を原発マネーで原発依存の地域に変えてきた。 東北3県の真の復興は今まで壊されてきた農業や地場産業を立て直してこそ。

復旧・復興が明らかにした憲法の原則

 保険証もたない人の診療、窓口負担ゼロ、保険料猶予、雇用保険延長、生活保護申請緩和など厚労省のとった特例措置は生存権にもとづくもので、本来特例でなく当然実施されるべきものだということを、厚労省通知が明らかにしました。

 税と社会保障の一体改革、原発再稼動、TPP、普天間辺野古移転などの問題で、思想や立場の違いを超えて一点での国民運動が広がっています。この運動が改憲勢力や構造改革路線の歯止めとなり日本を変える力となります。
 戦後憲法9条を守り通したからこそ、自衛隊が人殺しせず、他国を侵略せずきた。9条を守る。この誓いを新たにした憲法記念日でした。

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