5月予算議会・市長に公約実施を問う(ひさ子通信5月20日)【2012/5/25】5月8日から30日まで今年度の予算を決める5月定例議会が開かれています。14日の代表質問では、日本共産党は、中道浪子団長が質問に立ちました。 全校への30人学級実施を 市長は3月臨時議会で「教師の多忙感を減らすことを優先した」と答え、障害を持つ子どもや特別の支援を必要とする子どもたちに対する学校支援員を増員しました。 このことは良いことであったと思いますが、公約である全校への30人学級の実施については、財政上すぐできなくとも、3年生から実施するなど、公約実現に向けて力を尽くすべきではないでしょうか。 学校給食費第3子無料化 第3子の無料化は、小中学校に同時に3人が通学していることを条件としたため、対象人数は約9000人に、予算も半分に後退させました。 デマンドバスの全市拡大 「富士見地区循環バスの改善を求める会」が署名614筆を集め、るんるんバスの早期デマンド化を求め、副市長と懇談しました。 市は富士見地区のデマンド化の社会実験を実施しますが、バス停の数を増やすことや旧市の公共施設・病院などへも乗り入れできるようにすることなど求めました。 全市デマンド化に向けては、市長はバスでなくタクシーを利用すると新たに発言しました。 住宅リフォーム助成の拡充を 市長は1000人の雇用を創出する公約に掲げましたが、その内容について質問。 住宅リフォーム助成制度は、耐震の助成20万円から50万円に拡大しますが、「耐震・エコ・子育て」の3つに限定したままです。リフォーム全般に拡大し、市内業者の仕事確保と雇用の拡大につながる事業にすべきです。 また、中小企業振興条例や公契約条例も条例提案するとしていたが、今議会はまだ提案がありませんでした。 市長は、いますぐできないとしても、公約の実現に向けての努力を市民に明らかにすべきです。 |