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議員団紹介 小林久子 議員

公立幼稚園の統廃合止めよ(ひさ子通信9.16)【2012/9/27】

公立幼稚園4園の充実検討委員会が6月に突然開かれました。外部監査の指摘をうけ定員割れを理由に、大胡・宮城地域の幼稚園3園を2園にする(大胡幼稚園の廃止)の統廃合計画が出されました。

大胡地域の良さ尊重して 

前橋の幼児教育は私立幼稚園に軸足を置いてきたと言うが、これは大胡宮城地域には当てはまりません。大胡地域、宮城地域は公立幼稚園が幼児教育を担ってきました。今年度の大胡小学校、大胡東小入学児童数に対して、大胡幼稚園、大胡東幼稚園から卒園児の半数近くが、それぞれの学区内の小学校に入学しています。このように多くの児童が、入学する幼稚園はほかになく、それほど、地域に根づいた幼稚園になっています。

 そして、大胡・宮城地域には私立幼稚園はなく、旧市内と同じ前提には立てません。
 旧大胡町は、閉校した前橋東商業高校が前橋商業高校大胡分校として大胡中学校に設置された歴史をはじめ、大胡小学校、大胡幼稚園とも子どもの数が多くマンモス化の分割にも取り組み、また特別養護老人ホームを2つから3つへ、保育園も3つから4つへ増やし、教育福祉の充実に力を入れてきた。こうした大胡の良さをなくすのでなく生かしてほしい。

 子どもの人数が極端に減って入るのでなく、今年度でも大胡東幼稚園151人と大胡幼稚園102人です。決して、廃止しなければならない人数ではありません。2つの園を合わせれば257人、これをひとつにしたら、現状ではすべての園児を受け入れられない。前橋幼稚園も定員を260人から180人に下げている。大胡幼稚園も定員を調整し、存続すべきと質問しました。
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