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議員団紹介 小林久子 議員

悪臭問題の一日も早い解決に全力(ひさ子通信11.11)【2012/11/15】

 十一月三日、小林久子市議と桂萱東部後援会の人たちは、群馬化成産業の悪臭問題に取り組んできた共産党市議団の活動報告を、街頭から行ないました。
 群馬化成産業は、牛・豚・鶏などの家畜の死骸を処理し、ミートボーン・肉骨粉や飼料用油脂などを製造している全国でも数少ない会社です。
 この工場から発生する悪臭が近隣のみなさんを長年苦しめてきました。近くは、洗濯物も外に干せない、工場の前を通るときはあまりの臭いに息ができないほどです。この悪臭が風に運ばれ、周辺や風向きによって上泉や大胡まで臭ってきます。
 市は2004年10月から悪臭防止法による臭気指数調査を開始し、悪臭公害の対策に踏み出しました。
 同社は翌年、悪臭の強かった工場排水を浄化し川に流す、新水処理施設を建設しましたが、悪臭は改善されませんでした。

臭気指数クリアせず 

日本共産党市議団は、この悪臭問題を一貫して議会で取り上げ、市に毅然とした対応を求めてきした。 
 これまで市は臭気指数調査を十数回実施したが、基準値をすべてクリアしたことがなく、警告書で施設の改善を指導してきました。
 2007年8月、共産党市議団は岩手県花巻市の同じへい獣処理工場を視察し、住民モニターによる監視や通報で、成果を上げているのを学び、市に指導の強化を迫りました。
 また、2009年3月、市民のみなさんの声に応え「悪臭対策の強化を求める請願」を市議会に提出し、小林久子議員は賛成討論を行ない採択を求ました。しかし、他の会派のみなさんが反対し、残念ながら請願は不採択とされてしまいました。

改善勧告で指導を強化  

それでも、党市議団が議会で再三取り上げてきたことや、市民の請願が出されたことで、悪臭防止法8条にもとづく、改善勧告に切りかえ、群馬化成への指導を強化しました。
 党市議団の議会での追及で、改善勧告は3回出されています。そのたびに工場内の施設の改善をさせて、一定の前進をしてきました。皆さんが「昔に比べるとにおいも改善されてきた」と言っていただきます。
 小林久子議員は「悪臭問題の解決のためには、会社が、抜本的な施設改善に取り組み企業の社会的責任を果たすとともに、悪臭防止法に基づく市の毅然とした対応が大切です。今後もこの立場で悪臭問題の早期解決をめざし頑張ります」と話しています。

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