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議員団紹介 小林久子 議員

12億円もの市民負担増を強行・子育てを応援する市政に・米軍機の低空飛行訓練中止を求める意見書採択(ひさ子通信4.3)【2013/4/10】

他会派は国保税の大幅値上げに賛成

 3月27日議会最終日の本会議で、日本共産党以外の全会派が国保税の大幅値上げ案に賛成し、4月からの国保税が一世帯平均11%、年間平均2万2千円もの負担増が強行されました。
 わが党は「年間所得の一割以上の国保税額は市民の負担の限界を超えている。長びく不況で賃金が下がり、売上の減少が続いている中で、年金の削減や医療・介護などの社会保障の負担増で、市民のくらしは限界に達している。すでに国保加入世帯5万5千世帯の1割以上が滞納し、正規の保険証を取り上げられて、病気になっても医者にいけず、命を脅かされている人もいる。今財源をどこに振り向けるかが問われています。

国保税の引き上げ中止を求める陳情署名提出 

 日本共産党市議団と党前橋地区委員会は、市長への国保税の引き上げ中止を求める陳情署名に緊急に取り組み、議会最終日前の25日、430人分の署名を、福島国民健康保険課長に提出し、最後まで値上げ案の白紙撤回を求めました。
ところが、わが党以外の全会派の議員33人(議長は除く)は、「平成25年度見込まれる赤字19億円のうち約7億円を一般会計から繰り入れ、市民負担を押さえた」という当局の説明を認め、値上げ案に賛成しました。
 市民の願いに背を向け、値上げに賛成するオール与党会派の態度は大問題です。

子育てを応援する市政に 

乳幼児健診を身近な保健センターで 

 小林久子議員は3月定例会総括質問で、身近な保健センターでの乳幼児健診の復活を求めました。
質問 現在1歳半、2歳、3歳の乳幼児健診は集団検診で橋保健センターと富士見の保健センター2か所で行なっています。粕川町に住むお母さんは、前橋保健センターまで行くのに、小さな子を抱えて荷物を持ち交通機関を乗りついで1時間以上。会場は大変込み合い2時間以上かかり、結局1日ついやすことに。身近な保健センターでの健診を切望しています。
 現在、大胡宮城粕川の各保健センターは大人の集団検診や各種相談など行っており、スタッフを派遣すればいいだけです。地域の保険推進委員さんや小児科医から身近な保健センターでの実施を求める期待の声が上がっています。富士見で行なっている健診を継続し、また旧3町村でも各保健センターで復活すべき。
答弁 前橋保健センターでは1歳半健診を年36回行い、また、作業療法士、保育士など専門職の支援を受けられるので、前橋保健センターに集約していく。健康相談は地域の保健センターでも行なっていく。
 小林久子議員は「他の合併した市は、多くが健診を2か所以上で行なっているが、前橋市は合併後一か所に集約してきました。混雑時は職員の応援を得るなどで対応していくと言いますが、富士見地区も加わればさらに混雑が予想されます。子育て世帯の声に答えて、分散させて各地区でできるようにして、子育て世帯を応援する市政にしていくべきです」と話しています。

米軍機の低空飛行訓練の中止を求める意見書を採択

 日本共産党市議団提出の「たび重なる米軍機の低空飛行訓練の即時中止を求める意見書」が全会一致で採択されました。
 意見書の内容は@爆音など市民生活に悪影響を及ぼす米軍機の低空飛行訓練をただちに中止するよう米軍及びアメリカ政府に強く要請することA国の責任で被害を受けている自治体に対し、騒音測定器を設置することです。
 群馬県は、3月26日から、県内2か所に騒音測定機を設置しました。
 測定機は、県庁の昭和庁舎と渋川の県合同庁舎の屋上に設置し、騒音の大きさや、継続時間を24時間監視しています。昭和庁舎では、本体とケーブルで接続された集音マイクが、本庁舎の5階相当の高さに設置されています。

小林久子議員は「日本共産党や市民平和団体などが、県や前橋市に対して飛行訓練の中止を国に要請することと、測定器の設置を要望していたので、意見書が通り、測定器の客観的なデータをもとに国などに要請ができることになってよかったです」と話しています。

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