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議員団紹介 小林久子 議員

福島を忘れないB(ひさ子通信4.30)【2013/5/2】

 原発労働者の実態は、原発事故後に全国から原発で今まで働いたことがなく、放射線の知識もない、主に、生活困窮者が集まってきていて、危険にさらされています。

一次下請け会社の日当は2万円程度、二次、三次下請け会社の労働者は1万5千円程度、さらに派遣された労働者は1万2千円〜6千円。多重下請け、多重派遣構造の中で末端労働者は8割〜9割もの中間搾取がされています。

東電は「健康被害があっても訴えません」「報道機関からの取材は一切受けない」という念書を労働者に書かせています。労働環境の改善、労働に見合う賃金や危険手当を支払うことなど、改善すべき点が数多くあり、何よりも、このような労働者の犠牲無しに成り立たない原発の存在そのものが問われています。

二年前の惨状がそのまま残るJR常磐線富岡駅に立つ
二年前の惨状がそのまま残るJR常磐線富岡駅に立つ

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