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議員団紹介 小林久子 議員

米軍機の騒音測定結果を県が公表・最高90.2デシベルを記録(ひさ子通信5.19)【2013/5/21】

70デシベル以上の騒音が127回も

 群馬県は米軍機の騒音測定を3月から前橋、渋川両市で実施し、結果を公表しました。
 その結果、幹線道路周辺なみの70デシベル以上の騒音を127回測定したと発表しました。

 4月は70デシベル以上が前橋市で51回、渋川市で76回。最大が90・2デシベルで、パチンコ店並みの騒音となっています。
 前橋市の騒音規正法では、騒音の出やすい機械を設置している工場・事業場を特定工場として敷地境界の規制基準を設けています。
 それによると、住宅地は昼間は45デシベル、朝夕・夜間は40デシベル。
工業地域では昼間は70デシベル、朝夕は65デシベル、夜間は(21時から6時)は55デシベルです。
  測定結果の公表で騒音被害のひどさの実態が明らかになりました。
 県民からの苦情も4月は300件をこえました。
 
 県は、防衛省前橋防衛事務所にデータを提出し、飛行の自粛を米軍に求めるよう要請しました。
 小林久子議員は「今年は4月5月になっても続き、騒音を撒き散らし昼夜をとわず、我が物顔で飛んでいます。日米安保条約でアメリカの基地が日本中に置かれ、市民がこんなに迷惑を受けてもやめさせられない。これで日本は独立国といえるのか。米軍に対して、データをもとに訓練の中止を強く求めてほしい。」と述べています。
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