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議員団紹介 小林久子 議員

「マイタク制度にマイナンバーカードを導入することに対しての陳情書」が総務委員会に提出されました(2018.1.23)【2018/1/24】

この陳情書は昨年11月24日に議会に提出されました。
 
 陳情者は天川大島町1丁目・3丁目老人クラブ会長
    全日本年金者組合前橋支部、東前橋支部、西前橋支部長が提出したものです。

前橋市が、1月11日からマイナンバーカードを使用するマイタクの実証実験を3月まで行っています。
 一昨年2月から始まったマイタクの登録者数は昨年3月末で18,654人。昨年11月20日現在では21,965人と増加しています。
 市は実証実験を行い、検証するとしていますが、現在の紙ベースの利用券とマイナンバーカードの併用期間を設け、周知を諮ったうえで、カードへの一本化を図ろうとしています。
 75才以上のカード取得率は12.5%で、保持していない高齢者が圧倒的です。
 カードを持ってない人はマイタクの利用ができなくなれば問題です。

 陳情の要旨は、紙の利用券とマイナンバーカードの併用を継続すること。
カードへの一本化は反対だが、どうしても1本化する場合は、マイタク利用者が一人も締め出されないように完全な手立てを講じてほしいというものです。

市は、さらに事務量や経費が増えるので、併用は厳しい。
一本化に向けては完全な手立てを。に対しては、1度取得すればメリット大きいので、登録者カード化へのサポート体制を検討していくとしています。

便利になると強調していますが、個人を番号で国が管理し、さまざまな情報を集約していくことや、番号が他人に知れることでの詐欺や悪用などの被害など、マイナンバー制度自体に対する心配や疑問が市民の間にあります。
 これらを無視してカード1本化を図ろうとすることは問題です。

高齢者にとって便利というのは、どういうことなのでしょうか。
助成額が単独乗車は最高1000円、2人以上の相乗りで1人500円で、料金がいくらになるのか計算が複雑で、わかりにくいなどがあります。

マイタク専用のカードを作るとか、料金も低額固定料金するなど、高齢者が、気軽に安心して乗れるマイタクへ改善が求められており、マイナンバーカード化はやめるべきです。

2018.1.23



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