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議員団紹介 近藤よしえ 議員

新清掃工場溶融炉でなく従来の焼却方式での検討進む【2010/8/22】

新清掃工場溶融炉でなく従来の焼却方式での検討進む
建設予定地の変更を!
 
前橋市の新清掃工場建設予定地(下増田町)について群馬県は、環境影響調査意見書で地盤の軟弱な砂礫層のうえであり、耐震に十分対応することや一箇所に統合することにより清掃車両の集中とその影響による渋滞やCO2排出量の増加問題などを指摘しています。また、隣接している伊勢崎市で予定地の変更を求める署名など住民運動が展開されており建設予定地の変更をすべきと質問しました。これに対し市当局は「市民合意はできているし、伊勢崎市にも理解を求める」と強弁しました。
 新清掃工場の機種選定は従来の焼却方式・焼却方式+灰溶融・ガス化溶融の三方式を検討し専門部会の意見を受け、秋までには新清掃工場整備検討委員会で結論を出す方向で調整されています。しかし、灰溶融炉は多大な財政負担をしてまで設置する必要はなく温室効果ガスの削減にも逆行すると厚労省も認めました。ガス化溶融炉は爆発する危険性だけでなく莫大なランニングコストが掛かり、最近は全国的に導入は進んでいません。機種選定を専門家任せにせず、長年の実績もあり、市民にとってより安全で環境に負荷をかけない焼却方式を採用すべきと迫りました。
このような中、新清掃工場整備検討委員会では、より安全な従来の焼却方式を選定する方向ですすんでいます。
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