お問い合わせ

日本共産党前橋市議会議員団

お問い合わせ

議会報告
REPORT

2024年第4回定例会 総括質問 小林久子議員 12/6

1、堀越町建設発生残土処分場の跡地活用について伺います。

 (1)現在の取組状況

 

堀越町の建設発生土処分場は平成24年度から建設発生土の受け入れが始まり、盛り土の増量による事業延長が何度か行われてきましたが、いよいよ来年の9月で事業期間終了の見通しとなりました。

9月定例会では、この場所は、前橋市緑の基本計画で環境改善公園の計画地として位置づけているが、盛土による造成地であることや南北に細長く、高低差のあることなど土地の特性とともに、地域の要望などを踏まえ、今後民間活力の導入の方向で検討を進め、早期に活用方針を示ししたいと答弁されていました。

先日の県議会での一般質問で、競走馬の育成を行っている境共同トレーニングセンターが前橋へ移転をする方向で調整が進んでいることが明らかになりました。翌日新聞報道などもされ、住民の間で歓迎の声が上がっており、ぜひ地域に貢献する施設になるように大いに期待をしています。

 事業終了後、市に移管された後の活用に向けた調整を進めていることと思いますが、現在の取組状況をお聞きします。

 

 

 (2)今後の進め方についてです。

  周辺住民や地元自治会、地元建設発生土処分場連絡協議会などへの説明をしっかり行い、合意を図っていくことが必要です。また事業者も群馬で事業を続けたいと前向きな意向を示しており、今後、事業者との移転に向けた協議を詰めていくことになるかと思いますが、今後の進め方について伺います。

 

本市には、動物と触れ合う施設が少ない中で、子どもたちにとって、身近に馬と触れ合う機会が持てることは貴重な体験になると思います。

全国のトレーニングセンターのホームページを見ると、施設見学ツアー、公開調教、親子体験教室などのイベントを企画しているようです。

ぜひこのような企画も行っていただき、地域の観光振興にも寄与する施設になるように期待しています。

 

2、市民文化会館大胡分館について伺います。

(1)本館改修時の大胡分館の対応についてです。

 本館は大小ホール、定員はそれぞれ1000席と600席で、昨年、文化会館の主催イベントは、クラッシック、ポピュラー、古典芸能、バレエ、演劇、など34事業を行い、その他の利用を含め利用日数は200日をこえています。

一方分館は、定員483席で、演劇・ミュージカル、地域活性化事業など8つの主催事業を行い、その他の利用を含め利用日数120日となっています。
 これまで、分館の利用は低い現状となっていますが、今後は、市内にある、テルサや県民会館の活用が不透明な中で、さらに、本館改修によって生じる施設不足を埋める役割を分館が果たしていくことが求められると思います。
 本館改修時は、主催イベントを含めた、各種事業の縮小もやむおえないかと思いますが、分館でもできる事業をしっかり組んでいただき、前橋の文化芸術の発信拠点として分館も役割を果たしていただきたいと思います。
 本館の改修が迫る中で、分館の主催イベントを増やすことや、分館を使っていただくために各団体への紹介や周知など図り、稼働率を引き上げていくことが求められます。今後の取組について伺います。

 

(2)施設のバリアフリー化の現状と対応についてです。

大胡分館では、これまで利用者アンケートを実施し、利用者の声もお聞きしてきました。そして、入口の階段のスロープの設置や、階段の手すりの設置や、洋式トイレやバリアフリートイレの設置などをおこなってきました。
 しかし、館内は急な階段が多く、客席足元のライトが暗いなど高齢の利用者にとっては、使いにくく、2階の女子トイレは、まだ和式トイレが多く、洋式への改修が必要です。

また、親子室や、車いす対応もされていますが、高齢者や障害などハンデを抱えている人も利用できるスペースを増やすことも必要です。

大胡分館は、1995年の開館から30年が経過しようとしています。今後も市民文化会館の分館としての役割をしっかり果たしていくためにも、施設のバリアフリー対応はどうしても必要と考えます。

大胡分館のバリアフリー化の現状と今後の対応について伺います。

 

 

(3)駐車場整備について伺います。

駐車場は60台となっていますが、舗装されておらず、雨の日などは水たまりができ歩くのも大変で、舗装をしてほしいという声も寄せられています。

大胡支所の駐車場も利用できるようになっていますが、大胡地区の文化祭などイベントの規模によっては、駐車場が混雑して止められないこともあります。
 また、利用者からは駐車場が分散しており、駐車場の位置がわかりにくいなどの声もあるので、わかりやすい駐車場の案内表示なども必要と思います。

 駐車場の舗装や混雑時の対応、案内表示なども含めた駐車場整備について伺います。

 

 

ぜひ文化芸術の拠点として、大胡分館の稼働率も上がり、役割をはたせるように、施設及び駐車場の整備をしっかり行っていただきたいと思います。

 

3 公共交通施策の充実について

(1)マイタクの支援拡充について伺います。

 

①利便性向上に向けた、利用登録者アンケートの実施についてです。

 4月から介護タクシー利用もマイタクの支援を受けられるようにし、6月からは妊産婦の利用期間を母子健康手帳の交付から出産予定日の12か月後まで拡大するなどの改善を行い、10月からは、ひとりで乗車した場合の半額支援の上限額を上限2000円に拡充し、相乗り利用についても、1人当たり上限500円から1000円に増額しました。利用者の立場に立った資産の拡充は市民に喜ばれています。
 利用状況の分析をしっかり行っていただき相乗りの利用促進を図るなどの課題も含め、利便性向上に向けた施策の展開を図ることが求められています。
 さらに、私どものもとには、マイタクの利用回数を増やしてほしいとの市民要望が寄せられていますが、こうした利用者の生の声をぜひ聞いていただきたいと思います。

また、マイタクに登録していても約1万9000人が利用していません。このような人たちが、利用しないのは、移動手段に当面困っていないということで片付けてしまっていいのでしょうか。利用したくても、負担が大変で利用できないということはあるとも考えられます。このような人たちにも耳を傾けるべきで、ぜひ登録者などへのアンケートを行うべきと考えますが見解を伺います。

 

 

②年間の上限利用回数の引上げについてです。
年間70回の利用回数では、足りないとの声が聞こえてきます。

当局は、上限70回まで利用している方は利用者のうち3%程度のため、年間70回は据置くとしていますが、わずか、3%でも、個々の実情を聞かないで、いいのでしょうか。
また、今回の補助上限額の引上げに伴い、上限2,000円の補助を2回分とカウントすることで、70回の利用回数が、最大で35回分しか乗れないことになってしまいます。これも、そのままにしていいのでしょうか。これでは、長距離利用の方と、近距離利用の方の利用格差を解消することはできません。

当局は、「利用者の声を聞きながら、利用状況のデータを分析し、他の公共交通への影響、財政負担を考慮し、利用回数や支援額などマイタク制度の見直しについて、慎重に検討したい」と答弁しています。

改めて、利用者の声に耳を傾けるとともに、利用データを分析し、そのうえで、利用回数の上限引上げに向けた検討を進めることが必要と考えますが見解を伺います。

 

●今年度は新な支援策を組み入れたことで、当初予算に支援金として1億9000万円を計上し増額し、令和5年度と比べ若干上がっています。しかし、5年度決算は1億5千万円余りです。予算と決算に余裕がありますので、さらに施策の拡充が可能ではないか。利用データも分析し、利用回数の上限引上げの検討を。

 

 

③次にマイナンバーカードを持たない市民のマイタク利用についてです。

マイナンバーカードの申請率86%、特にマイタクの利用者については令和4年度に紙の利用券からマイナンバーカードに一本化した際に9割以上の方がマイナンバーカードに移行したとのことですが、取得は任意であるマイナカードを持たない人がマイタクに乗れない状況を放置したままにしておくことは問題です。当局は「今年度中に方針を決定したい」と答弁しています。

 まず、カードを持たず、乗れない人がどれだけいるのか、把握することが必要です。その数を把握することで、どのような対応ができるのかも見えてくるのではないか。マイタク専用のICカードを配り対応するなど、マイナンバーカードがなくてもマイタクを利用できるよう早期に改善することが必要と考えますが、見解を伺います。

 

 

 

(2)デマンドバスの運行改善

①利用者数の推移と利用状況について伺います。

 デマンドバスは交通不便地域を対象にして、富士見地区のルンルンバスが2台、大胡宮城粕川地域のふるさとバスが4台、城南地域のあおぞら号が1台で運行しています。

コロナ時の利用が減少しましたが、現在回復傾向にあるとお聞きしています。

そこで、るんるんバス、ふるさとバス、城南あおぞら号の、この間の利用者数の推移と利用状況について伺います。

 

 

●交通不便地域の住民にとって、大切な移動手段であり、利用者を増やす取り組みが求められます。

 

 

 

②車両台数

 デマンド交通は、全世代の利用を対象にしており、グンマースで、利用者増を図っていますが、限定的と言えます。やはり、通院や買い物などを利用する高齢者が多くを占めています。

また、昨年、富士見老人福祉センターは 送迎バスを廃止し、共通バスカードによる、るんるんバスの利用に変えたことで、利用者が増えたとのことです。台数を増やすことも必要と考えます。

るんるんバスは2台が走っていますが、利用が集中しする時間帯もあるとのことです。先の答弁で、来年度から、芳賀地域までエリアを拡大し一台増車するとのことですが、利用が市有中する時間への対応が求められます。

ふるさとバスは もともと通院等による利用者が午前中に集中し予約が取りづらい状況があります。加えて、今年から粕川老人福祉センター、宮城ふれあいの郷の送迎バスが廃止され、デマンドバスの利用に代わりました。この影響はどうなのでしょうか。

現在、ふるさとバスは、ワゴン型の車両が4台走っていますが、混雑時は、タクシー車両を配車するなど対応が必要です。

城南あおぞら号は1台のみで運行しているので、利用増につなげることは、難しく、運行台数を増やして、利用者増につなげる対応が求められます。

ドライバーの確保が課題となりますが、複数のタクシー会社に委託することも検討すべきではないでしょうか。

タクシー事業者とも協議し、台数増やすための支援の在り方など、ぜひ検討したいと思いますが、当局の見解を求めます。

 

●芳賀地域の住民にとってるんるんバス乗り入れは大変歓迎されると思います。バスを1台増やすということですが、運行後のデータもしっかりとっていただき、できるだけ、待たずにスムーズに乗れるようにしていただきたいと思います。

 ふるさとバスは待ち時間が長くて、利用者の減につながるということがあってはなりません。4台の運行で、待ち時間が実際どれくらいになっているのかしっかり調査すべきです。車両を増やし、利用者の利便性を確保してこそ、利用者数を増やすことにつながると考えます。

 

③ドアツードアの導入

デマンド交通の停留所は、るんるんバスが167か所、ふるさとバスは306か所、城南あおぞら号は118か所設置されています。自治会とも連携して、バス停を適宜移動し、対応していることは承知しています。

全世代の利用を対象にしているので、ここは残しつつ、現在の利用実態である高齢者の利用に重点を置いた福祉の観点に立つべきと考えます。

マイタクの運賃支援を増やしましたが、交通不便地域の移動手段としては、まだまだ負担額は大きく気軽に乗ることはできません。交通不便地域の高齢者にとって、まさに、頼みのデマンドバスです。

自宅からバス停まで歩く許容距離として、5分未満と答える人が2割もいます。これは高齢者の足で約300メートルぐらいです。でも買い物し重い荷物を持ったり、坂道だったりしたら、歩けません。

このような歩くのが大変な高齢者に対する、ドアツードアの導入を考える必要あると思いますが、見解を伺います。

●無理なく休まずに歩ける距離が100メートルまでとする人が高齢者の1割とのデータもあります。今後高齢化がさらに進展する中で、交通不便地域で暮らし続けるために、高齢者の外出の機会を増やし健康寿命を延ばす上でも大切な施策と位置づけ、ドアツードアの導入の検討を引き続きお願いします。

 

 

(3)マイバスの新規路線の設置

マイバスは東西南北4路線が運行され、買物や通院のための貴重な足となっています。片道100円で利用でき、年間16万人が利用し、市民からは大変喜ばれています。

一方、マイバスやデマンドバス、バス路線などのエリアから外れている空白地域、たとえば荒牧田口町、清里、桂萱などの住民から、新なマイバスを走らせてほしいという強い要望が寄せられています。  

当局は、路線バスと競合することを心配しています。しかし、 幹線道路を運行しているバス路線の停留所まで歩いていけない人が、バス路線に乗り継げるようにすれば、競合せず、むしろバス利用が増えるのではないでしょうか。
 医療機関や公民館、商店、路線バスのバス停などを循環し、路線バスと競合しないマイバスの新規路線を設置すべきと考えます。また、タクシー事業者に委託しタクシー車両を利用するなども検討すべきと考えますが、見解を求めます。

 

 

●愛知県安城市は面積は86キロ㎡と小さいですが、100円で乗れるあんくるバスを市内に10路線走らせています。さらに、それでもカバーできない空白の3地域には あんくるタクシーの停留所を置き、あんくるバス停留所まで移動する乗り継ぎ支援を行っています。このような他の自治体も参考にしていただき、市民の立場に立ち、マイバスの新規路線設置に向けて進めていただきたいと思います。

 

一覧に戻る

TOP